今回解説するキャッシュレス会社はSquare株式会社。
Square(スクエア)は、X社(元・Twitter)が創業したモバイル決済サービスです。三井住友カードと業務提携し、2013年頃にアメリカから日本に上陸した決済代行会社となります。
実際キャッシュレス決済をお店に導入するにあたり、決済手数料のみで選んではいないでしょうか。
- 月額料金
- 振込手数料
- 導入スピード
- 入金サイクル
- あらゆる決済方法
キャッシュレス決済を導入するうえで、決済手数料以外に上記の項目を重視するお店の方には必見です。なぜなら上記の項目が他の決済代行会社より優れており、Squareをご利用するうえでの1番のメリットとなります。
引用元:Square
第1世代のカードリーダー本体が通常7,980円だったのに対して、2023年4月に発売されました第2世代のカードリーダー本体の価格が4,980円と購入しやすくなっております。
今回は、Squareの中でも1番人気のSquareリーダーについて解説していきます。
①2024年11月1日から、VISA・Mastercardの決済手数料3.25%→2.5%引き下げを決定!
決済手数料の引き下げはお店側からすると大変うれしい告知となります。
②7種類のQRコードに対応
今までのSquareの弱点がQRコード決済がPayPayのみしか対応しておらず、QRコード決済を取り入れたいお店からは少し不満等がございましたが、今回d払い・楽天Pay・auPAY・メルカリPay・WeChat Pay・ALipayの6種類のQRコードが追加されました。
Square(スクエア)決済が選ばれる7つの理由
①お申し込みが最短5分
Squareをご利用するにはアカウント作成が必要です。アカウント作成についてはこちらから登録が可能です。アカウント作成後すぐに審査が開始となります。
②導入スピードが業界最速
数ある決済代行会社の中でも、圧倒的に審査結果がすぐに分かるということで有名。最短当日15分程で結果がでます。導入を急いでいるお店の方に利用がされております。
③審査に強い
比較的に他の決済代行会社よりも審査に強く、他社で審査が通過しなかったお店でも、Squareでは実際に審査が通過してご利用しているお店もよく見かけます。
④売上金が業界最速
この点が非常に、お店の利用者から高評価をいただいている部分であります。開業したてのお店の方からすれば、早く手元に現金が欲しいというニーズにしっかりと応えており、Squareでは最短翌日入金を採用しております。
⑤あらゆる決済方法に対応
ほとんどの決済代行会社では、一括払いが主流のなか、継続決済、回数券、オンライン決済などの決済にも対応。お店ごとに合わせた決済方法をご用意しているため、幅広い業種の方にご利用がされております。
⑥違約金が発生しない
契約期間の縛りや違約金が発生しない決済代行会社となりますので、導入後安心してご利用が可能となります。
⑦POSレジとの連携が可能
POSレジをご利用するお店の方には必見です。ご希望であれば、SquareではPOSレジとの連携も可能です。
Square(スクエア)リーダーの基本情報について
価格 | 4,980円 |
月額料金 | 無料 |
振込手数料 | 無料 |
入金サイクル | 最短翌日入金 or 週1回 |
一括払い | 可能 |
分割払い | 不可 |
リボ払い | 不可 |
ボーナス払い | 不可 |
回数券のご利用 | 可能(条件あり) |
継続課金(月謝・サブスク)のご利用 | 可能 |
オンライン決済のご利用 | 可能 |
契約期間の縛り | 無 |
メーカー保証 | 1年間 |
30日間の返品保障 | 対象 |
ご用意するもの
- スクエアリーダー本体
- タブレット or スマホ(ios.Android対応)
- レシートプリンター(必要な方のみ)
※上記以外に実際に決済を行うには、Wi-Fi環境もしくは4G回線が必要となります。
Square(スクエア)リーダーをご利用する場合、タブレットorスマホのどちらかとカードリーダーをBluetooth等でつなぐ決済方法となります。
今お持ちのタブレットorスマホが対応しているかどうかのご確認に関しては、一度こちらで確認をして見て下さい。
本体価格
引用元:Square
商品名 | 本体価格 |
---|---|
Squareリーダー | 4,980円または月/415円の12回払い |
Squareリーダーの購入にあたっては、一括払い以外に月415円×12ヶ月での分割払いにも対応しております。
各ブランドの決済手数料
決済方法 | 各ブランド | 手数料 |
---|---|---|
クレジットカード | 2.5%(条件あり) | |
クレジットカード | 3.25% | |
QRコード決済 | 3.25% | |
電子マネー | 3.25% | |
電子マネー | 3.25% |
Squareの決済手数料の詳細に関して、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
Square(スクエア)リーダー 分割払い
Squareでは一括払いのみとなり、分割払いや、ボーナス一括払いはご利用いただけません。
入金サイクル
【最短翌日自動入金】三井住友銀行 or みずほ銀行の場合
三井住友銀行 or みずほ銀行の口座をお持ちで、紐づけが可能であれば、最短翌日自動入金となり、本日決済が翌日入金という流れなります。
数ある決済代行会社の中から、Squareを既に導入しているお店の方からのお声として、入金サイクルが決めてになったというお声を非常によく聞きます。
【月4回入金】三井住友銀行 or みずほ銀行 以外の場合
三井住友銀行 or みずほ銀行 以外の場合、最短翌日入金までとはなりませんが、それでも月4回の入金となります。
毎週水曜日締め毎週金曜日に入金という流れになります。1週間に1度入金となるとお店の経営的にも非常に助かる部分でもあります。
Square(スクエア)の入金サイクルについての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
継続的役務提供に該当する場合でも受付可能
【コース】や【回数券等】を数ヶ月にわたり継続的に提供するサービスは、決済代行会社にとって非常にリスクがあるために、ほとんどの決済代行会社で受付自体がNGとなっております。
受付自体がNGの理由として、こういったサービスの場合、成果が分かりにくい等もありクレーム等を事前に避けるためでもあります。
受付ができても審査に通過しにくいのが特徴ですが、Square(スクエア)では、一定の条件さえ満たせば受付がOKとなっており審査が通過すれば、ご利用自体も可能となります。
継続的役務提供についての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
Square(スクエア)決済 最低利用期間・違約金
お店に早くキャッシュレス決済を導入したいというお店の方はSquare一択となります。
Squareリーダー導入しても、最低の利用期間等もなく、違約金等も発生しません。
実際に使用して見て合わなければ、いつでも解約ができる環境ですので、この機会に一度試してみたいというお店の方には非常におすすめです。
導入後の費用面について
通常利用するとなると、下記の料金が必要です。
- 月額料金
- 振込手数料
Squareリーダーをご利用の場合、導入後にかかる毎月かかる費用として、月額料金・銀行口座への振込手数料も全てSquare側が負担していただけます。
実質かかるのか決済手数料のみとなります。そのため導入後も安心してご利用ができます。
お問い合わせ
頻繁に起こる訳ではございませんが、操作方法や故障のトラブル等の電話サポートに関しては、10:00~18:00までは対応しております。
他の決済代行会社と比べても比較的短いと感じますが、この時間帯の営業がメインの業種の方なら問題ないかと思います。
電話番号 | 0120-117-042 |
時間帯 | 10:00~18:00 |
Squareでのお問い合わせについての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
Square(スクエア)決済 メリットとは?
個人事業主
Squareは、お店を始めて立ち上げる法人の方はもちろん個人事業主の方でも安心してお申し込みが可能となります。
審査 最短当日15分
他の決済代行会社と比べても、比較的に審査が通過しやすい印象をもちます。審査にかかる期間も通常であれば1~2ヶ月程かかりますが、他の決済代行会社と比べても圧倒的に速く審査が完了します。
上記のように、もちろん各ブランドによっては審査期間が変わりますが、VISA/MasterCardのブランドであれば申し込み完了(アカウント作成)後、最短当日15分で審査結果が分かります。
本体がコンパクト
Squareリーダーは、本体自体が非常にコンパクトであるため軽量で、尚且つ持ち運びが可能なうえに置き場所にも困りません。
引用元:Square
セキュリティー対策
Squareでは24時間365日監視をしており、何か不正が行われた場合でも、しっかりと対応して頂けます。
Android端末にも対応
こういったカードリーダータイプは、iPhoneまたはiPadの接続しかできない決済代行会社が多い中、SquareリーダーではAndroid端末にも対応をしております。
バッテリーの持続時間が改善
以前のSquareリーダー(第1世代)はバッテリーの持ちの悪さが少し気にはなりました。
ただ2023年4月に発売された新商品のSquareリーダー(第2世代)は、それまでの第1世代のカードリーダーと比べてバッテリーの持ちが27%アップしたことにより、非常に安心してご利用が可能となります。
テーブル決済が可能
持ち運びが可能な端末機のため、電波の届く場所であれば、あらゆる場所での決済が可能となりますので、利便性がグッと上がります。
売上金の入金が業界最速
Squareでは最短翌日入金を採用しており、今お持ちの銀行口座によっては売上金が最短翌営業日に入金されますので、ある意味現金感覚に近く、お店側からすると非常にありがたい環境になります。
振込手数料が無料
三井住友銀行 or みずほ銀行 お持ちの場合
振込手数料は無料となります。
三井住友銀行 or みずほ銀行 以外の場合
振込手数料は無料となります。
サポート番号がフリーダイヤル
通常、トラブルがあった際に電話を掛けようとすると通話料がかかる0570番号に設定されている会社が多いなか、Squareではフリーダイヤル0120番号なので、時間を気にせず電話ができ導入後も安心です。
端末の保証期間
端末本体に故障が起きた場合、Squareの場合、保証期間が1年間となります。1年以内であれば交換をして頂けます。
決済代行会社 | 保証期間 |
---|---|
Airペイ(エアペイ) | 6ヶ月 |
Square(スクエア) | 1年 |
STORES(ストアーズ) | 1年 |
楽天PAY | 1年 |
ただし他の決済代行会社では、保証が過ぎた後に故障した場合、買い替えともなると本体自体が2万前後する場合がほとんどです。
買い替えるとなると少し戸惑いますが、、Squareの場合、本体自体がそもそも4,980円と低単価のため、お店の方からは買い替えがしやすいというお声もございます。
※Square(スクエア)を検討するにあたり、いい部分ばかりではなく、もちろん気になる部分もございます。そこは正直にお答えしたいと思います。では気になる点は以下となります。
Square(スクエア)決済 デメリットとは?
初期費用が必要
Squareリーダーを利用する場合4,980円が必要となります。ただし冒頭でも触れましたが、導入後の費用としては、各ブランドの決済手数料のみなので、非常に負担が少なく始められます。
引用元:Square
本体の故障
Square以外の決済代行会社もそうですが、こういったカードリーダー本体はごくまれに故障が発生する可能性もございます。
レシートプリンターが購入となる点
基本は、タブレットorスマホとカードリーダーがあれば決済は可能となりますが、Squareリーダーはレシートプリンターが内蔵されておりません。
レシート(紙明細)が発行できない対象方法として、下記のようにショートメールやメール等で電子レシートの送信が可能となっております。
メールで送付するなら【メール】を選択。ショートメールを希望の方は【SMS】を選択。レシートが不要な方は【レシートなし】を選択します。
実際の操作方法については、別記事で解説しておりますので、是非参考にしてみて下さい。
ここ最近、ほとんどのお店の方が、電子レシートで対応しておりますが、レシート(紙明細)をご希望のお店の方は、レシートプリンターを購入する必要がございます。
レシートプリンターを別途購入する必要があるんであれば、はじめからレシートプリンター内蔵型の端末機がいいというお店の方は別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
Squareリーダー 実際の【悪い評判・口コミ】
既に実際にSquareリーダーをご利用中で、お店を回っていた際にいただいたお声として、
- 導入費用(4,980円)がかかる
- 途中でアカウントが止められた
- 年に数回、障害が発生する
導入費用
本体価格を無料にして欲しかった。
途中でアカウントが止められた
Squareで利用していたところ、突然アカウントが停止となって使えなくなり、今は違うところで使用している。
年に数回、システム障害が発生する
Squareリーダー 実際の【良い評判・口コミ】
- 審査結果が早く非常に助かった
- 本体自体がシンプルでおしゃれ
- 本体自体がとても軽く持ち運びやすい
- 昨日の売上げが翌日に入金がされるので非常に助かる
- 振込回数が多いなか、振込手数料を無料にしてくれている
- 故障が生じた場合非常に助かった
- 審査に通過しにくい業種だったので心配でしたが通過した
- 回数券や継続課金(月謝)にも対応していてうれしい
と、上記のようなお声もスタッフさんからいただきました。
審査結果が早く非常に助かった
スクエアが一番早く審査が完了すると知人から聞き導入した。かなり早く審査が完了しオープンまでに間に合って助かった。
本体自体がシンプルでおしゃれ
コンパクトな本体でデザインが気にっている。
本体自体がとても軽く持ち運びやすい
本体自体が56 gと軽量なので、店内で持ち運びの際にも苦にならない。
昨日の売上げが翌日に入金がされるので非常に助かる
以前は、月2回のところで使用していたが、Squareに変えたら、現金がすぐに手元に来るので非常にありがたい。
振込回数が多いなか、振込手数料を無料にしてくれている
振込回数は多いのは非常に助かるけども、その分、毎回振込手数料がかかっていては意味がない。その点も含めてSquare側で振込手数料を負担してくれているので、導入の決めてになった。
故障が生じた場合非常に助かった
元々本体の価格が4,980円なので保証期間を過ぎて故障をした時でも4,980円で済んだので良かった。
審査に通過しにくい業種だったので心配でしたが通過した
Squareを申し込む前に、違うところで申し込みをしていたが審査が通過せず、その後Squareで申し込みをしたところ、審査が通過したので利用している。
回数券や継続課金(月謝)にも対応していてうれしい
現在ヨガスクールを運営しており、回数券や月謝のメニューがあるために、それが決済可能ということもあり導入した。
Square(スクエア)使い方(動画編)
キャンペーン情報について
Squareでキャンペーンを開催しているかどうかは時期によって変わります。
最新のキャンペーン情報に関しては、別記事で解説しておりますので、ご検討しているお店の方は一度確認することおすすめします。
お申し込み方法について
Squareリーダーの申し込み方法に関しては、別記事で解説しておりますが、数ある決済代行会社の中でも、恐らく一番申し込み自体が簡単な決済代行会社となります。
申し込み作業に時間を取られたくないお店の方は最適です。
まとめ
Squareリーダーの特長をまとめてみますと、
Squareリーダーの導入におすすめしない方
- 本体の4,980円には費用をかけたくない方
Squareリーダーの導入におすすめの方
- まずは気軽にキャッシュレス決済を始めたい方
- 導入に急いでいるお店の方
- 本体自体がコンパクトな方が良い方
- 本体自体ができるだけ軽い方が良い方
- ご利用可能なタブレットorスマホがある方
- 初期費用に多少費用がかかってもいいけど、導入後にかかる費用は抑えたい方
- 売上金の入金サイクルは早い方がいいという方
- 審査に関して不安な方
- 回数券や継続課金(月謝)にも対応したい方
- インターネットで商品を販売したい方
個人的にとても良いと感じる点は
Squareリーダーに関しては初期費用は4,980円少々かかりますが、違約金も発生しない決済代行会社となるため、気軽に始めやすいという点です。
尚且つ振込が最短翌日ということもあり、お店を立ち上げる方には、資金繰りの心配を減らせます。その際の振込代金もSquare側が全て負担していただける点が個人的には非常にありがたい決済代行会社かと思います。
Squareを使用したいというお店の方は、公式サイトからのアカウント作成後、各ブランドによっては最短で当日15分程で審査結果が分かります。
導入に急いでいるお店の方はSquare一択となります。
Squareだけの安心材料