今回解説するキャッシュレス会社はSquare株式会社。
Square(スクエア)は、X社(元・Twitter)が創業した決済代行会社です。三井住友カードと業務提携し、2013年頃にアメリカから日本に上陸した決済代行会社。
Squareでは何種類かの決済端末がございますが、今回ご紹介する端末機は2021年3月に発売されましたオールインワン型の決済端末機です。
ここ最近Squareターミナルの商品がCMで露出がされており、それにともない認知度が出ており、皆様も1度はご覧になったのではないでしょうか。
非常に使い勝手のいい決済端末機ということもあり、お店の方でも良く使用がされている決済端末機となります。
オールインワン型とは、レシートプリンターが本体に内蔵しており、この1台であらゆる決済が可能な決済端末機となります。
では、今回は人気のSquareターミナルについて簡潔に解説していきたいと思います。
①2024年11月1日から、VISA・Mastercardの決済手数料3.25%→2.5%引き下げを決定!
決済手数料の引き下げはお店側からすると大変うれしい告知となります。
②7種類のQRコードに対応
今までのSquareの弱点がQRコード決済がPayPayのみしか対応しておらず、QRコード決済を取り入れたいお店からは少し不満等がございましたが、今回d払い・楽天Pay・auPAY・メルカリPay・WeChat Pay・ALipayの6種類のQRコードが追加されました。
Square(スクエア)決済が選ばれる7つの理由
①お申し込みが最短5分
Squareをご利用するにはアカウント作成が必要です。アカウント作成についてはこちらから登録が可能です。アカウント作成後すぐに審査が開始となります。
②導入スピードが速い
数ある決済代行会社の中でも、圧倒的に審査結果がすぐに分かるということで有名。導入を急いでいるお店の方に利用がされております。
③審査に強い印象
比較的に他の決済代行会社よりも審査に強く、他社で審査が通過しなかったお店でも、Squareでは審査が通過して、実際にご利用しているお店もよく見かけます。
④売上金がすぐに入る
この点が非常に、お店の利用者から高評価をいただいている部分であります。開業したてのお店の方からすれば、早く手元に現金が欲しいというニーズにしっかりと応えて、Squareでは最短翌日入金を採用しております。
⑤あらゆる決済に対応
ほとんどの決済代行会社では、一括払いが主流のなか、継続決済、回数券、オンライン決済などの決済にも対応。お店ごとに合わせた決済手段を用意しているため、幅広い業種の方に人気です。
⑥違約金が発生しない
契約期間の縛りや違約金が発生しない決済代行会社となりますので、導入後安心してご利用が可能となります。
⑦POSレジとの連携が可能
POSレジとの連携をお考えのお店の方は、ご利用可能となります。
Square(スクエア)ターミナルの基本情報について
価格 | 39,980円 |
月額料金 | 無料 |
振込手数料 | 無料 |
入金サイクル | 最短翌日入金 or 週1回 |
一括払い | 可能 |
分割払い | 不可 |
リボ払い | 不可 |
ボーナス払い | 不可 |
回数券のご利用 | 可能(条件あり) |
継続課金(月謝・サブスク)のご利用 | 可能 |
オンライン決済のご利用 | 可能 |
契約期間の縛り | 無 |
メーカー保証 | 1年間 |
30日間の返品保障 | 対象 |
本体価格
商品名 | 本体価格 |
---|---|
Squareターミナル | 39,980円 または月/ 3,332 円の12 回払い |
Squareターミナルの購入にあたっては、一括払い以外に月3,332円×12ヶ月での分割払いにも対応しております。
端末本体の詳細
Squareターミナルは、オールインワンマルチ決済タイプとなるため、持ち運びが可能な決済端末となります。
Wi-Fi環境が必要
Squareターミナルは、お店でWi-Fi環境が必ず必要となります。店外でのご利用に関しては、モバイルルーターとの連携やスマホ等での4G回線のテザリングにも対応しております。
引用元:Square
各ブランドの決済手数料
決済方法 | 各ブランド | 手数料 |
---|---|---|
クレジットカード | 2.5%(条件あり) | |
クレジットカード | 3.25% | |
QRコード決済 | 3.25% | |
電子マネー | 3.25% | |
電子マネー | 3.25% |
VISA・Mastercardの手数料が2.5%(条件あり)。それ以外のブランドに関しては、一律3.25%となります。
VISA・Mastercardの条件に関しては、別記事で解説しておりますので、参考にしてみください。
入金サイクル
【最短翌日自動入金】三井住友銀行 or みずほ銀行の場合
三井住友銀行 or みずほ銀行の口座をお持ちで、紐づけが可能であれば、最短翌日入金となり、本日決済が明日入金という流れになります。
【月4回の入金】三井住友銀行 or みずほ銀行 以外の方
月4回の入金となります。毎週水曜日締め毎週金曜日に入金という流れになります。イメージ的には1週間に1度の入金となります。
Square(スクエア)の入金サイクルについての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
振込手数料
三井住友銀行 or みずほ銀行の場合
振込手数料は無料となります。
三井住友銀行 or みずほ銀行 以外の方
振込手数料は無料となります。
ほとんどの会社の場合、指定以外の銀行口座となれば、振込手数料が有料となる場合が多いのですが、Squareはどの金融会社で登録しても振込手数料が0円。ここの点は使用する側に対してのかなりメリットとなります。入金サイクルが多いうえに振込手数料が無料。経営者の方には非常にありがたいシステムとなります。
Squareターミナル 分割払い
Square(スクエア)決済では、一括払いのみとなり、分割払いや、ボーナス一括払いでの決済は不可となります。
継続的役務提供は受付について
【コース】や【回数券等】を数ヶ月にわたり継続的に提供するサービスは、決済代行会社にとって非常にリスクがあるために、ほとんどの決済代行会社で受付自体がNGとなっております。
受付自体がNGの理由として、こういったサービスの場合、成果が分かりにくい等もありクレーム等を事前に避けるためでもあります。
受付ができても審査が通過しにくいのが特徴ですが、Square(スクエア)では、一定の条件さえ満たせば受付がOKとなっており審査が通過すれば、ご利用自体も可能となります。
継続的役務提供についての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
本体が故障した場合
Squareターミナル本体自体に故障が生じた場合、1年間の保証期間を設けており、無償で交換をしていただけます。※ただし自然故障にかぎります。
操作方法や本体のトラブルについては電話でサポートを受けたいお店の方は、10:00~18:00まではとなります。
他社と比べても比較的短いと感じますが、この時間帯の営業がメインの業種の方なら問題ないかと思います。
電話番号 | 0120‐117‐042 |
時間帯 | 10:00~18:00 |
電話以外での問い合わせ方法についての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
Square(スクエア)ターミナルのメリットとは?
本体価格がお安くなった点
Squareターミナルはレシートプリンターが内蔵のオールインワン型の高品質な決済端末機のため、以前までは46,980円で販売をしておりました。
2023年8月30日以降、公式サイトで39,980円で発売されており、今現在では実質7,000円引きで購入ができる環境となっており、非常に手に入れやすい状況となります。
引用元:Square
あらゆる決済がこの1台で可能
Squareターミナルでは、レシートプリンターも内蔵しており、クレジットカード決済・QRコード決済・電子マネー決済のあらゆる決裁が、この1台で完結するために、置き場所に困りません。
個人事業主の受付について
お店を始めて立ち上げる法人の方はもちろん、個人事業主の方でも安心してお申し込みが可能となります。
審査期間 最短15分
各ブランドによっては審査期間は変わりますが、比較的審査が早いVISA/MasterCardであれば申し込み完了後、最短当日15分の速さで審査結果が分かります。
ここの部分に関してはあらゆる決済代行会社のなかでも圧倒的な速さです。お店に早くキャッシュレス決済を導入したいお店の方はSquare一択です。
テーブル決済が可能
上記のようにSquareターミナルでは持ち運びが可能となるため、お店のWi-Fi環境さえあればレジで決済しなくても、テーブルでの決済なども可能となります。
操作がしやすい
Squareターミナルは、本体の画面が非常に大きいために表示が見やすく、操作自体も簡単に行えます。
長持ちするバッテリー搭載
カードリーダー型の端末機とは違い、オールイワン型の決済端末機は本体自体が少し大きいために、バッテリー自体の持ちもパワーUPしており、その分長持ちします。
置き場所等に困らない
カードリーダー型の端末であれば、
- タブレット or スマホ
- カードリーダー
- レシートプリンター
上記3点がお店で必要となりますが、
Squareターミナルは本体1台で完結するため、タブレットorスマホが不要、カードリーダーが不要、レシートプリンターが不要、本体自体もコンパクトなのでお店の置き場所に困らないのが特徴となります。
引用元:Square
レシートプリンターが内蔵
カードリーダー決済端末だとレシートプリンターが内蔵していないために、レシート(紙明細)をご希望するお客様の場合、お店側でレシートプリンターを購入する必要がございます。
Squareターミナルはレシートプリンターが本体に内蔵されているため、レシートプリンターの購入が不要となります。
カードリーダーをご利用し、レシートプリンターを別途購入するとなると4万円前後はするうえに、タブレットorスマホどちらかとの連携が必要になり、合計で3台分の置き場所をお店で確保する必要が出てきます。
それならSquareターミナル本体が39,980円(税込み)ですので、レシートプリンターの料金自体とあまり差が出ません。そのうえSquareターミナルをご利用となると1台で完結します。
ただお店の方で、タブレットはキャッシュレス決済以外にも利用するので、どちらにしても必要ということであれば、カードリーダー型を使用し、別途レシートプリンターをご購入するお店も実際におられます。
ここの点に関しては、お店の状況にもよりますので、自分達のお店に合った端末機を選んで見てはいかがでしょうか。
念のためにSquareリーダーについての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にしてみてください。
※Squareターミナルを検討するにあたり、いい部分ばかりではなく、もちろん気になる部分もございます。そこは正直にお答えしたいと思います。では気になる点は以下となります。
Square(スクエア)ターミナルのデメリットとは?
本体代金の購入が必要
Squareターミナルは高品質なオールインワン型の端末機のために、以前よりかはお求めしやすくはなっている状況ですが、公式サイトで39,980円で購入する必要がございます。
レシートが不要で初期費用を抑えたいという方は
Squareターミナル ロール紙・レシート
Squareターミナルをご利用するうえで、ロール紙は有料となります。
楽天やAmazonでも販売されておりますし、直接公式サイトからの注文ご希望の方は、こちらにて購入することが可能となります。
Square(スクエア)ターミナルの【悪い評判・口コミ】
- 本体価格が高い時に購入したので損した気分
- ロール紙(レシート)を無料にして欲しい
本体価格が高い時に購入したので損した気分
実際にお店を回っておりますと、本体価格が高い時に購入したので損した気分というお声が意外と多くいたという印象を受けます。
少し余談にはなりますが、Squareターミナルは家電量販店でも取り扱っている所もございます。
家電量販店の場合、販売価格が高いかわりにその分ポイントが付与したり、販売価格自体が頻繁に変わったりしますので、あまり参考にはなりませんが、某家電量販店では、52,200円(税込み)で販売されておりました。
冒頭でもございましたが、2023年8月30日以前はSquareターミナルの本体が46,980円(税込み)現在は公式サイトでは、7,000円引きの39,980円(税込み)で購入が可能。
Squareターミナルをご希望するお店の方は、直接公式サイトから購入したほうがお得になる場合もございます。
ロール紙(レシート)を無料にして欲しい
月額料金が0円なので仕方がない部分でありますが、ロール紙(レシート)よく使うので、無料にして欲しい。
Square(スクエア)ターミナルの【良い評判・口コミ】
- 全てがこの1台ですむために置き場所に困らない
- 本体のデザインがシンプルで気に入っている
- 画面が大きく見やすいうえに操作がしやすい
- 決済スピードが速いので効率が上がる
- 売上金がすぐに入る
- オールインワン型で月額料金が発生しないのがうれしい
と上記のような意見もございました。意外とお店を回っているとSquareリーダーを使用していたお店が、そのままSquareターミナルに変更されているお店もよく見かけます。
全てがこの1台ですむために置き場所に困らない
実際に1台で済むため持ち運びにも最適。置き場所回りがスッキリした。
本体のデザインがシンプルで気に入っている
本体のデザインが気に入って購入した。シンプルなデザインなのでどのお店にも合う。
画面が大きく見やすいうえに操作がしやすい
画面が大きくスマホで操作をしている感じ。そのため操作従業員の方にも使い方の説明がしやすい。
決済スピードが速いので効率が上がる
本体価格が39,980円(税込)と高額に商品ということもあり、決済速度が速く、使用する側からするとストレスなく決済ができる。
売上金がすぐに入る
以前は、月2回のところでしたが、Squareに変えてから、現金が早く手元に入るのでうれしい。
オールインワン型で月額料金が発生しないのがうれしい
導入する上でオールインワン型の決済端末を検討していたところ、ほとんどの決済代行会社で月額料金が発生するなか、Squareターミナルでは月額料金が無料だった。
Square(スクエア)ターミナル使い方【動画編】
キャンペーン情報について
Squareでキャンペーンを開催しているかどうかは時期によって変わります。
最新のキャンペーン情報に関しては、別記事で解説しておりますので、ご検討しているお店の方は一度確認することおすすめします。
Square(スクエア)お申し込み方法
Squareの申し込み方法に関しては、別記事解説しておりますが、数ある決済代行会社の中でも、恐らく一番申し込み自体が簡単な決済代行会社となります。
まとめ
Squareターミナルの特長をまとめてみますと、
Squareターミナルの導入におすすめしないお店
- 初期費用には費用をかけたくない方
- 本体にSIMが搭載されている端末機を探されている方
初期費用を抑え尚且つSIM搭載の端末機をお探しの方
Squareターミナルの導入におすすめなお店
- 1台で済ませたい方
- すぐにキャッシュレス決済を導入したい方
- 導入費用が発生しても、月額料金や振込手数料には費用をかけたくない方
- 売上金の入金サイクルは速いが方がいい方
- 回数券や継続課金(月謝)にも対応したい方
個人的に良いなと感じる点として
本体自体が1台で済むのがいいかどうかは、お店の状況にもよりますので、自分達のお店に合った端末機をこの機会に選んで見てはいかがでしょうか。
違約金が発生しない決済代行会社で、Squareは売上金が最短翌日に入金されるうえに、どの銀行口座を紐づけしても振込手数料が毎回無料というのは、使用する側からすると非常にありがたい決済代行会社です。
各ブランドによっては、最短当日15分程で審査結果が分かりますので、早くお店に導入したい方はSquare(スクエア)で導入するのが一番の最短となります。
Squareだけの安心材料