キャッシュレス化が進む中、「お店でもカード決済を導入したい」と考えるオーナー様が増えています。
その中でも注目されているのがSquare(スクエア)決済です。
スマートフォンやタブレットを使って簡単にクレジットカード決済ができる便利なサービスですが、「本当に安全なの?」「個人情報は大丈夫?」と不安に感じる方も多いでしょう。
本記事では、Square決済の安全性について詳しく解説し、実際の口コミやメリット・デメリットもあわせて紹介します。
キャッシュレス導入を検討中の方は、この記事で疑問を解消しましょう。

Square決済とは?仕組みと導入の基本
Square(スクエア)決済は、アメリカ発のキャッシュレス決済サービスで、日本ではSquare株式会社(ソフトバンクグループ傘下)が運営しています。
スマホやタブレットに専用リーダーを接続するだけで、クレジットカード・電子マネー・QRコードなど幅広い決済に対応可能です。
アプリの操作も直感的で、導入コストが低いため、個人店舗や中小規模の事業者に広く普及しています。
また、店舗での対面決済だけでなく、リンク決済(オンラインチェックアウト)や請求書決済など“非対面型の支払いにも対応できる柔軟さ”が人気の理由です。

Square決済の安全性は?――世界基準のセキュリティ体制
「Square決済は本当に安全なの?」という疑問に対して、結論から言うと非常に高い安全性が確保されています。
Squareは世界中で数百万の加盟店を持つ国際企業で、クレジットカード業界のセキュリティ基準である**PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)**に完全準拠しています。
これはカード情報を取り扱う企業が守るべき国際的な安全基準で、Squareは認定を継続的に更新しています。
決済情報はすべて**暗号化(エンクリプション)**されており、カード番号や個人情報がSquareのサーバーに残らない仕組みです。加盟店の端末にお客様のカード情報が保存されることはなく、データ流出のリスクを最小限に抑えています。
さらに、不正取引を自動検知するAI監視システムも導入されており、怪しい取引をリアルタイムでブロックできます。
このような体制により、Squareのセキュリティは銀行レベルの保護体制に匹敵するといえるでしょう。
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利用者の口コミ:安心感とサポート体制の評価
実際にSquare決済を利用している店舗オーナーからは、以下のような声が多く聞かれます。
- 「決済がスムーズでお客様を待たせない。トラブルもなく安心して使えています」
 - 「端末が小さくて持ち運びやすい。イベント出店でも安全に決済できるのが助かります」
 - 「問い合わせ対応が早く、初めての導入でも不安が少なかったです」
 
一方で、次のような声もあります。
「通信環境が悪い場所だと決済エラーになることがある」
「サポートの時間帯が限られているので、夜間トラブル時に困ることも」
つまり、Squareの安全性自体は非常に高い一方で、通信環境や運用体制によって一時的な不便を感じるケースはあるようです。

Square決済のメリット
Square決済には、安全性以外にも多くの利点があります。
① 高いセキュリティと信頼性
前述の通り、国際基準に準拠したセキュリティ体制により、顧客データの保護が徹底されています。
また、すべての取引履歴が自動で記録されるため、不正取引やトラブル発生時にも迅速な対応が可能です。
② 初期費用・月額費用が無料
カードリーダーの購入費用を除けば、基本的に月額固定費は不要です。
導入コストを抑えたい個人店舗や小規模事業者に最適です。
③ 多様な決済手段に対応
クレジットカード(Visa・Mastercard・JCBなど)だけでなく、PayPayやQUICPay、iDなどの電子マネーにも対応しています。
さらに、リンク決済 を使えば、ネットショップを持たなくてもオンラインで支払いを受け取ることが可能です。
④ Squareブランドへの信頼
SquareはTwitter(現X)の創業者ジャック・ドーシー氏が設立した企業であり、世界的に評価の高いフィンテック企業です。
日本国内では三井住友カードやソフトバンクと提携しており、金融面でのバックアップ体制も安心材料となっています。
デメリット・注意点も知っておこう
完璧に見えるSquareにも、多少の注意点はあります。
- 一部のクレジットカードブランドでは入金まで数日かかる
 - オフライン環境では決済ができない
 - 現金取引と併用する際は会計処理を工夫する必要がある
 
ただし、これらはどのキャッシュレス決済にも共通する課題であり、Square特有のリスクとは言えません。
むしろ、透明性の高い手数料体系や、小規模店舗にも対応したサポート体制は大きな強みです。
安全にSquare決済を導入するためのポイント
安全性をさらに高めるために、導入時に以下の点を意識しましょう。
- アプリ・端末を常に最新の状態に保つ
セキュリティ更新を怠ると、古いバージョンで脆弱性が残る場合があります。 - スタッフ教育を徹底する
不審な取引やなりすましに注意し、操作手順を統一することでミスを防げます。 - 通信環境の安定を確認する
Wi-Fiが不安定だと、決済エラーが起こることもあるため注意が必要です。 - 公式サポートを活用する
導入後も不明点はメールや電話で確認しましょう。 


よくある質問(FAQ)
Square決済を導入する前に、店舗オーナーからよく寄せられる質問と回答をまとめました。
Q1:クレジットカードが読み取れないときは?
A:端末とカードの接触や通信状態を確認してください。端末は最新バージョンにアップデートしておくとトラブルが少なくなります。問題が解決しない場合は、Squareのサポートに問い合わせましょう。
Q2:複数スタッフで使う場合はどう管理すればいい?
A:Squareではスタッフごとにアカウントを作成できます。誰がどの取引を行ったかを管理できるので、売上管理やトラブル防止に役立ちます。
Q3:海外発行のクレジットカードも使える?
A:Visa、Mastercard、American Express、JCBなどの主要国際ブランドは使用可能です。海外カードでも問題なく決済できます。
Q4:通信環境が悪い場所でも使える?
A:オンライン決済にはインターネット接続が必要です。通信が不安定だと決済エラーになることがあります。屋外イベントなどではモバイルWi-Fiや通信状態の良い場所を確認してください。
Q5:入金サイクルはどれくらい?
A:最短で翌営業日には銀行口座に入金されます。入金状況はアプリや管理画面から簡単に確認できます。
まとめ:Square決済は「安全性×使いやすさ」を両立した決済サービス
Square決済は、世界で認められた安全な仕組みを持ちながら、個人事業主や小さなお店でも簡単に使えるキャッシュレスサービスです。
安全基準に沿った仕組み・データの暗号化・不正取引を防ぐシステムにより、お客様の情報をしっかり守れます。
実際に使っている人からは、「安心して使える」「サポートが親切」といった声が多く、全体的な評価は非常に高いといえるでしょう。
安全性・信頼性・コストのバランスを考えると、Squareはおすすめの選択肢です。
導入の不安をなくして、お店の売上アップやお客様の満足度向上につなげましょう。

