お店を何十年もされている方で、クレジットカード決済代行会社で全東信を知らない方は居ないのではないでしょうか。
飲食店などを実際に回っておりますと、今現在も全東信を導入しているお店を非常によく見かけます。
今回はクレジットカード決済代行会社の全東信について簡潔に解説をしていきます。
全東信 大阪
全東信とは、大阪府大阪市に本社を構えるクレジットカード決済代行会社となり、2006年9月に株式会社全東信を設立。
全東信の端末機について
全東信をご利用されているお店の方は、レジの横に置いている固定の端末機を使用されているのをよく拝見いたします。
皆様もご存知かもしれませんが、以前まではレジ横に端末機を固定する据置型の決済端末機が主流でしたが、ここ最近、持ち運びが可能なモバイル決済端末機も人気がございます。
モバイル決済端末機の使い道としては店内であれば、テーブル決済であったり、店外であれば、イベント催事・宅配・出張エステ・キッチンカー・タクシーなど、固定された場所での決済ではなく、幅広い場所での決済が可能となります。
店外でのご利用をされる場合、ここ最近TVのCMなどで露出しているPAYGATEやペイキャスモバイルなどが有名です。
導入される理由としては、人気ブランドにしっかりと対応しており、一つの決済代行会社で全てが完結するという強み。
尚且つクレジットカードの決済手数料が最安値ということもあり、使用する側からすると非常に魅力的なのでしょう。
その他の理由と致しましては、持ち運びが可能な決済端末機の場合、通常ネット環境が必要となりますが、スマレジPAYGATEやペイキャスモバイルの場合、本体自体にSIMが搭載しておりますので、ネット環境をわざわざご準備する必要がございません。
全東信の審査は厳しい?
全東信の審査は厳しいの?というご質問もよく聞かれます。
個人的な印象としては、審査自体は比較的に通過しやすい傾向にあるのではないか。という印象を実際に現場を回っていて感じます。
ただし、公式サイトにも掲載がされておりますが、継続的役務提供に該当する場合(役務提供店)のお店の方は、全東信では審査が厳しい?という以前の問題で、受付自体がNGとなっております。
【コース】や【回数券等】を数ヶ月にわたり継続的に提供するサービスは、決済代行会社にとって非常にリスクがあるために、ほとんどの決済代行会社で受付自体がNGとなっております。
受付自体がNGの理由として、こういったサービスの場合、成果が分かりにくい等もありクレーム等を事前に避けるためでもあります。
下記のようにHPでも掲載がされております。
引用元:全東信
継続的役務提供についての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
全東信の決済手数料は高い?
今現在も直接明細書を見させていただきますが、今ではだいぶ少なくはなりましたが、VISA・Mastercardの決済手数料が5~6%程の所もあれば、逆に3%を切っているお店もございます。
同じ業種でも各お店によって実際に手数料が違うのもよく見かけました。
持ち運びが可能な決済端末機で、VISA・Mastercardの決済手数料が3%を切っている決済代行会社をお探しのお店の方は、下記を参考にして頂ければと思います。
持ち運びの決済端末機をお探しで、決済手数料を重視するお店の方には必見です。
全東信の入金サイクル(振込日)について
全東信の場合、売上入金が月2回となっておりますが、お店の方からのお声として、入金サイクルがもっとあればいいというお声もよく聞かれます。
入金サイクル重視のお店の方は、下記の決済代行会社で一度ご検討してみてください。
全東信 | スクエア | エアペイ |
---|---|---|
月2回 | 最短翌日 | 最大月6回 |
全東信の実際の評判・口コミは!?
よくオーナー様から、全東信の評判はここ最近、あまりいい噂を聞かないけども実際にはどうなの?というご質問もございますが、導入後の売上げのある店舗と売上げのない店舗の対応の差が全然違うという印象を感じます。
売上げのあるお店からのお声としては、非常に良い条件で使用をさせてくれるので他社に切り替える予定は一切ない。
というくらい全東信ファンがいるのも事実です。
良い評価
- 営業担当がいつも良くしてくれる
- 明細書が毎月届くので非常にありがたい
- 決済手数料が低い
悪い評価
- 全東信の営業マンは対応が悪いから既に他社に切り替えた
- しつこく営業してくる
- 決済手数料が高い
- 売上入金ベースを早くしてほしい
などの意見も実際にございました。
全東信の解約について
全東信だけには限らない事ですが、ここ数年であらゆる決済代行会社が増えてからは、決済手数料以外に利便性の部分で他の決済代行会社に切り替えているお店が増えてきております。
もし全東信を解約予定のあるお店の方は、すぐに解約するのではなく、次のキャッシュレス決済代行会社で申し込みをし、各ブランドの審査が通過後、端末機が届いた段階で、実際に決済が可能かどうかをお店の方で確認をしてから、全東信へ解約のご連絡をする方が無難です。
実際に全東信は既に利用していないけれども解約せずに置いているお店も非常によく見かけます。
解約する手間が少し気になる方は、そのまま全東信を置いておくのもいいかも知れませんが、使用していないと全東信から連絡が入る場合もございますので、その際はきちんと対応する必要がございます。
他の決済代行会社をお探の方は、各社の最新キャンペーン情報を解説しております。
ご興味のあるお店の方は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。
全東信の問い合わせ(電話)
大阪本店 | 06-4704-4681 |
東京支店 | 03-3538-5150 |
info@zentoshin.com |
まとめ
冒頭でもございましたが、全東信の評判に関しては、良い評判もあれば悪い評判も、もちろんございます。営業担当によって全東信の評判が変わるのかなと感じます。
全東信の決済手数料は高いの?というご回答に関しては、同じ業種でも、決済手数料が高いお店もあれば、実際に低いお店もあるというのが見解です。
今現在、全東信をご検討しているお店の方は、一度公式サイトで詳細等を確認して見てください。