店舗へのキャッシュレス決済導入にあたり、必ず候補に挙がる「Square(スクエア)」と「楽天ペイ」。どちらも知名度が高く魅力的なサービスですが、スペックを細かく比較していくと「相性が良い店舗のタイプ」が真逆と言っていいほど大きく異なることが分かります。
「キャッシュレス決済を導入したいけれど、Squareと楽天ペイのどちらを選べばいいかわからない…」とお悩みではありませんか?
決済端末の選択は、毎月の手数料だけでなく、売上の振込スピードや集客効果にも大きく影響する重要な決断です。
「知名度が高いから」「見た目がおしゃれだから」と安易に選んでしまうと、「別の銀行を使ったら振込手数料がかかった」「審査に時間がかかりオープンに間に合わなかった」など、後から思わぬ後悔をするケースも少なくありません。
結論からお伝えすると、この2つのサービスは「何を最重視するか」によって選ぶべき正解がはっきりと分かれます。
審査スピードや口座の自由度を求めるなら「Square」、楽天経済圏の集客力や手数料の安さを活かしたいなら「楽天ペイ」が最適です。
本記事では、Squareと楽天ペイの決済手数料・振込ルール・導入スピードなど重要7項目をプロの視点で徹底比較。あなたの店舗が導入すべき決定的な違いと選び方をわかりやすく解説します。この記事を読めば、自店にぴったりの決済サービスが迷わず見つかります!
一目でわかる!Square vs 楽天ペイ 徹底比較表
まずは、両者のスペックや条件の違いを全14項目で一覧比較してみましょう。
| 比較項目 | Square(スクエア) | 楽天ペイ |
| 月額費用 | 0円(永年無料) | ライトプラン:0円 スタンダードプラン:2,200円 |
| 主要カード決済手数料 | 2.50%〜(※年間決済額等の適用条件あり/通常3.25%) | ライトプラン:2.48%〜 スタンダードプラン:2.20%〜 |
| QRコード決済手数料 | 3.25% | 楽天ペイ:2.00%〜/その他:2.95%〜 |
| 電子マネー手数料 | 3.25%(交通系IC・iD・QUICPay) | 2.95%〜3.24%(交通系IC・iD・QUICPay・楽天Edy・nanaco・WAON) |
| 振込手数料 | すべての金融機関で完全無料 | 楽天銀行:無料 その他の銀行:330円/回 |
| 入金サイクル | 三井住友・みずほ:翌営業日 その他の銀行:毎週金曜日(週1回) ※即時入金機能(手数料1.5%)で即時着金も可能 | 楽天銀行:365日いつでも翌日入金 その他の銀行:月1回(末締め翌月末払い)または手動振込(翌日) |
| 審査・導入スピード | 最短当日〜数日(業界最速クラス) | 約1〜2週間(Visa/Mastercardは最短3日〜) |
| 決済端末の種類 | スマホ決済(0円)〜端末5種類以上 | カードリーダー / 楽天ペイ ターミナルの2種類 |
| 電子マネー対応 | 交通系IC、iD、QUICPay | 交通系IC、iD、QUICPay、楽天Edy、nanaco、WAON |
| POSレジ機能 | 高機能POSレジが完全無料 | 基本決済中心(スマレジ・ユビレジ等と連携可能) |
| オンライン決済対応 | 対応(Web請求書・EC連携・事前決済など) | 実店舗決済がメイン |
| 解約金・違約金 | 0円(リスクなし) | ライト:0円 / スタンダード:期間縛りあり |
| サポート時間 | 10:00〜18:00(土日祝対応+加盟店コミュニティ) | 9:30〜23:00(土日祝対応) |
| ポイント還元・集客 | なし | 楽天ポイントの付与・利用に対応 |
基本情報について
決済端末について
Squareでは、スマホ決済・カードリーダー型・オールイワン型の決済端末がご準備されており、お店に合わせた決済端末を選択することが可能となります。



楽天ペイでは、カードリーダー型・オールイワン型の決済端末がご準備されており、お店に合わせた決済端末を選択することが可能となります。


決済方法
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| 一括払い | 〇 | 〇 |
| 分割払い | × | × |
| 回数券 | 〇 | × |
| 継続課金(月謝・サブスク) | 〇 | × |
Squareの特長として、一括払いだけではなく、あらゆる決済手段の取り扱いが可能なため、幅広い業種のお店の方にご利用されております。
楽天ペイの特長として一括払いのみとなっており、お店側で一括払いのみで問題ないというお店の方にご利用がされております。
対応ブランド
Square

決済手段によっては対応ができるブランドが変わりますが、お店で対面決済にご利用されるお店の方は上記となります。QRコードの取り扱いがPayPayのみの1種類となっておりましたが、2024年9月25日から7種類のブランドが受付可能となっております。
楽天ペイ


楽天ペイに対応しているブランドは、クレジットカード・電子マネー・QRコード共に人気のブランドを取り扱っているのが強みとなります。
決済手数料
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| VISA・Mastercard | 2.5%(条件あり) | 2.2%~3.24% |
| 電子マネー | 3.25% | 3.24% |
| QRコード | 3.25% | 3.24~ |
Square
Squareの場合、いろんな決済手段があるため、決済手段によって、決済手数料が変わります。上記の決済手数料に関しては対面決済での決済手数料となります。
対面決済以外の決済手数料についての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。

でサブスク決済・継続課金のご利用について徹底解説-300x169.jpg)
楽天ペイ
| 標準 | ライトプラン | スタンダードプラン | |
|---|---|---|---|
![]() | 3.24% | 2.48%(条件あり) | 2.2%(条件あり) |
| その他 | 3.24% | 3.24% | 3.24% |
| 月額料金 | 0円 | 0円 | 2,200円 |
月額料金
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| 月額料金 | 無料 | 無料~2,200円 |
Squareでは月額料金が発生しませんので、安心してご利用が開始可能となります。
楽天ペイでは、無料プランと月額料金が2,200円が発生するプランもございます。月額料金がかかるため、その分クレジットカードの決済手数料が低く設定がされております。
従来は標準プランのみとなっておりましたが、2024年12月以降ライトプランとスタンダードプランが追加がされており各プランの決済手数料も変わります。
ライトプランとスタンダードプランに関しては、中小事業者を応援というコンセプトとなるためご利用するには共に条件等がございます。
- 国が定める中小企業の定義に該当する事業者、または個人、フリーランスであること
- 上場企業や上場企業のグループ会社、連結子会社、またはフランチャイズ店ではないこと
- 事業者単位で年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円以下であること
- スタンダードプランをご利用の場合、審査通過日から2年以上同プランをご利用いただくこと
入金サイクル
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| 入金サイクル | 最短翌日入金 or 週1入金 | 翌日自動入金 o r 手動入金 |
Square
Squareの入金サイクルの場合、三井住友銀行 or みずほ銀行お持ちの方は、最短翌日自動入金を採用しております。

その他の銀行の場合は月4回の入金となります。毎週水曜日締め毎週金曜日に入金という流れとなります。1週間に1度の自動入金となります。


楽天ペイ

楽天ペイの入金サイクルの場合、楽天銀行をお持ちの方は、最短翌日自動入金を採用しております。楽天銀行をお持ちの方にはおすすめな決済代行会社となります。
楽天銀行をお持ちでないお店の方は、自動入金に対応していない為、管理画面上から毎月振込依頼(手動入金)をする必要が出てきます。
手動入金のメリットすれば、売上金が欲しい時にすぐに入金がされます。
デメリットとすれば、お店側で入金手続きをしなければ、ずーと入金がされないような状況になりますので、毎月忘れないように意識することが重要です。
振込手数料
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| 振込手数料 | 無料 | 無料~330円 |
Square
Square振込手数料に関しては、銀行口座問わず、振込手数料は無料となり、Square側で負担をしてくれます。ここの部分がお店の方に非常に喜ばれております。

楽天ペイ
楽天銀行の振込手数料に関しては、楽天銀行をお持ちのお店の方は、振込手数料は0円となっております。
ただし、楽天銀行をお持ちでないお店の方は、1回ごとの入金に対して毎回330円が発生し、振込金額より相殺される形となります。
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| 月4回振込みした場合 | 0円 | 1,320円 |
上記の通り、Squareの場合月に4回入金の場合、振込手数料0円。楽天ペイで振込手続きをする場合、振込回数分330円が発生し、合計1,320円が別途必要です。
POSレジ連携
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| POSレジ | 〇 | 〇 |
SquareでPOSレジとの連携をご希望のお店の方は、無料でご利用が可能となります。
特定継続的役務提供の受付
| Square | 楽天ペイ |
|---|---|
| 受付可能(条件あり) | 受付不可 |
【コース】や【回数券等】を数ヶ月にわたり継続的に提供するサービスは、決済代行会社にとって非常にリスクがあるために、ほとんどの決済代行会社で受付自体がNGとなっております。
受付自体がNGの理由として、こういったサービスの場合、成果が分かりにくい等もありクレーム等を事前に避けるためでもあります。
もし、上記のようなサービスを利用する場合、現時点で2社の決済代行会社がおすすめです。
創業20年来の実績と豊富な審査先により、特定継続役務を含む商材や業種に関わらず導入が可能なため、他社様からのお乗り換えのお問い合わせも多く審査に強い。
回数券等の条件さえ満たせばご利用が可能となります。そういう面ではSquareの方が審査自体が緩く、幅広い業種の方にご利用がされているという実感がございます。
審査期間について
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| 審査期間 | 最短当日15分 | 最短3日 |
Square
通常1~2ヶ月程審査がかかるのが通常となりますが、Squareの場合、各ブランドによって審査期間が変わりますが、最短当日15分で審査が完了する決済代行会社となります。
数ある決済代行会社でも一番早く審査が終了する決済代行会社となります。一日でも早くお店に導入をお考えの方は、Squareがおすすめです。

楽天ペイ
| 各ブランド | 審査期間 |
|---|---|
| Visa、MasterCard、楽天Edy、交通系電子マネー、nanaco、WAON | 最短3日 |
| JCB、American Express、Diners Club、Discover、QUICPay、iD、au PAY | 2週間前後 |
Squareでの審査についての詳細は下記の記事を参考にして見てください。

本体の保証期間について
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| カードリーダー保証期間 | 1年間 | 1年間 |
| 本体価格 | 4,980円 | 21,670円 |
こういったカードリーダー本体の場合、精密な機器でもあるため、少なからず故障が発生する場合がございます。1年経過後にもし故障が発生た場合、各社とも無料で提供はして頂けません。
導入後のサポート時間について
| 各項目 | Square | 楽天ペイ |
|---|---|---|
| サポート時間 | 10:00~18:00 | 09:30~23:00 |
| 電話番号 | 0120-117-042 | 0570-200-234 |
Squareのサポート時間は10:00~18:00までとなり、土日祝祭日も営業。年末年始を除きます。
楽天ペイのサポート時間は9:30〜23:00までとなり、土日祝日も営業。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆も変わらず営業しております。
徹底比較して分かった「5つの決定的違い」
1. 振込手数料と入金ルール(指定口座の違い)
最も失敗しやすいポイントが「売上金の入金サイクルと振込手数料」です。
Square(スクエア)の強み
口座の種類を一切問いません。地方銀行・信用金庫・ネット銀行など、どこを指定しても振込手数料は0円です。
入金サイクルも三井住友銀行・みずほ銀行なら「翌営業日」、その他金融機関でも「毎週金曜日」と非常にスピーディーです。
楽天ペイの強み
楽天ペイの強みと注意点「楽天銀行」を振込口座に指定できる場合は最強です。土日祝日関係なく365日いつでも「翌日自動入金」かつ手数料無料となります。
ただし、その他の銀行を指定すると「月1回入金(末締め翌月末払い)」になるか、手動申請のたびに330円の振込手数料が発生するため注意が必要です。
2. 決済手数料のプラン構造
Square(スクエア)
月額費用は完全無料。主要クレジットカード手数料は2.50%〜(条件適用時)となっており、シンプルで透明性の高い料金形態です。
楽天ペイ
「ライトプラン(月額0円)」と「スタンダードプラン(月額2,200円)」の2種類が用意されています。
スタンダードプランを選ぶとクレジットカード手数料が2.20%〜まで下がるため、月間のキャッシュレス決済額が大きい店舗ほど手数料コストを大幅に抑えられる仕組みになっています。
3. 審査難易度と導入スピード
Square(スクエア)
申込から最短当日〜数日で審査が完了します。さらに、専用端末を買わなくても手持ちのiPhoneやAndroidスマホをそのまま決済端末にできる「スマホでタッチ決済」なら、審査通過後即日でカード決済の受取が可能です。
開業前のアカウントや個人のイベント出店、フリーランスでも審査が通りやすい特徴があります。
楽天ペイ
事前に必要書類の提出と厳密な審査が行われるため、利用開始まで約1〜2週間かかります。
開業直前で急ぎたい場合には不向きですが、審査体制がしっかりしている分、実績のある店舗には信頼性の高い環境が整います。
4. 対応可能な決済ブランド(電子マネー・ポイント強み)
電子マネーの網羅性は楽天ペイが勝利
Squareが対応する交通系IC・iD・QUICPayに加え、楽天ペイは「楽天Edy」「nanaco」「WAON」の主要電子マネーをフルカバーしています。スーパーや地域の商店街など、nanacoやWAONの利用者が多い地域・業態では大きなアドバンテージになります。
集客力とインバウンド
楽天ペイは「楽天ポイントが貯まる・使える」点が最大の武器です。普段からポイントを貯めている顧客層を呼び込むフックになります。
5. 端末のラインナップとPOSレジ拡張性
Square(スクエア)
端末のバリエーションが豊富です。スマホ決済(0円)をはじめ、小型リーダー、プリンター内蔵型の「Square ターミナル」、レジと一体型の「Square レジスター」など店舗の規模に合わせて選べます。
さらに、高機能な無料POSレジアプリがセットになっているため、レジシステムごと導入したい方に最適です。
楽天ペイ
モバイル端末「楽天ペイ カードリーダー」と、レシートプリンター&タッチパネル内蔵のオールインワン端末「楽天ペイ ターミナル」の2種類を提供しています。端末自体がシンプルで扱いやすく、既存の外部POSレジ(スマレジ等)との連携も得意です。
Squareリーダー/楽天ペイカードリーダー【動画編】
スクエア

楽天ペイ
【結論】あなたのお店はどっちを選ぶべき?
💡 Square(スクエア)を選ぶべき店舗
- 開業直後、またはイベント出店などで「今すぐ」導入したい
- 地方銀行やネット銀行をメインに使っており、振込手数料を一切払いたくない
- POSレジや売上管理システムもまとめて無料で導入したい
- 請求書決済やECサイトなどのオンライン決済も一元管理したい
💡 楽天ペイを選ぶべき店舗
- すでに「楽天銀行」をメイン口座として使っている(または新規開設できる)
- 「楽天ポイント」の集客力を活かしてリピーターを増やしたい
- nanacoやWAON、楽天Edyなどの電子マネー決済も漏れなく対応したい
- 月間のキャッシュレス売上枠が大きく、手数料率を少しでも下げたい(スタンダードプラン利用)
よくある質問(FAQ)
Q. 個人事業主や副業でも申し込みできますか?
A. 双方とも個人事業主の申し込みに対応しています。ただし、審査の通りやすさや手続きの簡易さ、開業届提出前のスピード感としてはSquareの方がスムーズな傾向があります。
Q. 解約したい場合、違約金や手数料はかかりますか?
A. Squareはいつ解約しても解約金・違約金は0円です。楽天ペイのライトプラン(月額0円)も違約金はありませんが、スタンダードプランで2年縛りの条件がある場合は途中で解約費用が発生する可能性があるため契約前に確認しましょう。
Q. 併用して導入することは可能ですか?
A. 可能です。例えば「普段の店舗決済は手数料の安い楽天ペイ」「万が一の通信障害時やイベント出店用、オンライン請求書発行にはSquare」というように2つを併用して危機管理(BCP対策)を行っている店舗も増えています。
まとめ
- メインバンクの自由度や導入スピード・レジ機能を重視するなら 「Square」
- 楽天銀行利用・ポイント集客・幅広い電子マネー対応を狙うなら 「楽天ペイ」
※お試し期間について
楽天ペイでは、お試し期間等の実地はしておりません。

