
キャッシュレス決済の導入を検討している店舗にとって、stera pack(ステラパック)は気になるサービスの一つです。
クレジットカードだけでなく、電子マネーやQRコード決済など、さまざまな決済方法に1台で対応できることが魅力です。公式サイトでは30種類以上の決済手段に対応すると案内されています。一方で、
- stera packにデメリットはないの?
- 1年目無料だけど、2年目以降はいくらかかる?
- 月額料金を払ってまで導入する価値はある?
- 小さなお店でも本当にお得?
- Airペイなど他の決済サービスと比べてどうなの?
と、導入前に気になる点も多いでしょう。
結論からいえば
stera packは「デメリットがあるからおすすめできない」というサービスではありません。
むしろ重要なのは、自店の売上規模・決済比率・店舗形態にステラパックの料金体系や端末仕様が合っているかを確認することです。
この記事では、stera packのデメリットを5つに整理し、単に欠点を紹介するだけでなく、どんな店舗なら問題になりやすいのか、導入前に何を確認すべきなのかまで詳しく解説します。

stera pack(ステラパック)のデメリット5つを先にチェック
まず、導入前に確認しておきたいポイントをまとめます。
| デメリット | 特に確認したい店舗 |
|---|---|
| 2年目以降は月額3,300円(税込)がかかる | キャッシュレス売上が少ない店舗 |
| 光回線などの通信環境が必要 | 回線設備が整っていない店舗 |
| 端末を自由に持ち運べない | テーブル会計・移動販売など |
| 契約・解約時の確認事項がある | 短期間だけ利用したい店舗 |
| 決済方法や入金・振込条件を事前確認する必要がある | 特定の決済・資金繰りを重視する店舗 |
ただし、これらはすべての店舗にとって致命的なデメリットというわけではありません。
たとえば月額料金についても、Visa・Mastercardの決済手数料がスモールビジネスプランでは1.98%となっているため、固定費と決済手数料を合わせた総コストで考える必要があります。
ここから一つずつ見ていきましょう。
デメリット①|2年目以降は月額3,300円(税込)がかかる
stera packを検討するなら、最初に確認したいのが月額料金です。
| 1年目 | 0円 |
| 2年目以降 | 月額3,300円(税込 |
つまり、stera packは無料とだけ考えて導入すると、2年目以降に想定外の固定費が発生する可能性があります。
月額3,300円なので、3,300円×12か月=39,600円。年間では39,600円です。
キャッシュレス決済の利用額が少ない店舗にとっては、無視できない金額でしょう。
ただし、ここで注意したいのが、月額3,300円=必ず割高ではないということです。
stera packはスモールビジネスプランの場合、Visa・Mastercardの決済手数料が1.98%。JCB・American Express・Diners Club・Discoverは2.48%、その他は3.24%です。
月額料金が気になる店舗はここを確認
- キャッシュレス決済の利用が少ない
- 現金払いのお客様が多い
- 売上が月によって大きく変動する
という店舗は、2年目以降の固定費まで計算しておきましょう。逆に、キャッシュレス決済の利用が多い店舗では、低い決済手数料が月額料金を上回るケースもあります。
デメリット②|光回線などの通信環境が必要
意外と見落とされやすいのが、店舗のインターネット環境です。
stera packの端末設置には光回線が必要で、公式FAQでも通信の安定性やセキュリティの観点から固定回線を推奨しています。
そのため、端末が届けばすぐ使えると考えていると注意が必要です。特に、
- 新しく開業する店舗
- 仮店舗
- イベント出店
- 固定回線を用意していない店舗
などでは、導入前に通信環境を確認しておきましょう。
Wi-Fiがあれば何でもいいわけではない
Wi-Fiがあるから大丈夫と簡単に判断するのではなく、stera packを設置する場所まで安定して通信できるか確認しておくことが大切です。
決済端末は、お客様の会計時に毎回使うもの。通信トラブルが起きれば、会計そのものに影響する可能性があります。
stera packの料金だけでなく、店舗の通信環境も導入コストの一部として考えると失敗しにくくなります。
デメリット③|端末を自由に持ち運んで使えるタイプではない
stera packの専用端末stera terminal standardは、常時電源への接続が必要です。
公式FAQでも、電源に接続されていない状態では利用できないと案内されています。
これは、店舗のレジカウンターに設置して使う場合には大きな問題になりにくいでしょう。逆に、
- 飲食店のテーブル会計
- 客室での会計
- 屋外イベント
- 移動販売
- 店内を移動しながらの会計
などでは、使い方との相性を確認する必要があります。

1台で全部できるではなく1台で多くの決済に対応できる
ここはstera packを検討する際に覚えておきたいポイントです。ステラパックは1台で30種類以上の決済に対応できます。
ただし、対応できる決済方法が多いことと、どこでも自由に使えることは別です。この2つを混同しないことが、導入後のミスマッチを防ぐポイントです。
デメリット④|契約期間と解約時のルールを確認しておく必要がある
stera packの契約期間は3年間です。
ただし、2022年6月以降の申し込みについては、途中解約の場合でも、解約申し出から45日以内に端末を正常な状態で返却すれば違約金は発生しないと公式に案内されています。
ここは3年契約=3年間必ず違約金がかかると単純に考えないことが重要です。
一方で、解約する場合には端末返却などの手続きがあります。
そのため、とりあえず契約して、合わなければすぐやめればいいという考え方ではなく、契約条件を申し込み前に確認しておくことをおすすめします。
デメリット⑤|「決済手数料だけ」で比較すると本当のコストが見えない
stera packの比較で最も注意したいのがここです。
決済サービスを比較するとき、手数料が○%だから安いと考えてしまいがちです。
しかし店舗が実際に負担するコストは、決済手数料だけではありません。
たとえばステラパックでは、三井住友銀行以外の銀行口座を指定した場合、振込手数料として220円(税込)がかかります。
そのため、比較するときは、月額料金+決済手数料+振込手数料+必要に応じた周辺機器・通信環境の費用まで確認することが重要です。
stera pack(ステラパック)は高いのか?月額料金だけで判断しない
ここまでデメリットを紹介しましたが、stera packを評価するときに月額3,300円だから高いと決めつけるのは適切ではありません。
なぜなら、決済手数料との組み合わせで総コストが変わるからです。
たとえば、スモールビジネスプランではVisa・Mastercardの決済手数料が1.98%です。
仮に対象となるカード決済売上を月50万円とすると、50万円×1.98%=9,900円です。
ここに月額3,300円を加えると、9,900円+3,300円=13,200円となります。
もちろん、実際の店舗ではVisa・Mastercard以外の決済も混ざるため、この計算だけでどちらが安いと決めることはできません。
重要なのは、自店の決済ブランド別売上を確認してから比較することです。
stera pack(ステラパック)が向いている店舗
ここまでの内容から考えると、stera packの特徴を活かしやすいのは、たとえば次のような店舗です。
① キャッシュレス決済の利用が多い店舗
キャッシュレス決済の売上が大きい店舗では、決済手数料の差がコストに影響しやすくなります。
② レジ周りをすっきりさせたい店舗
stera packは、決済端末にレシートプリンターなどを備えたオールインワン型の端末です。
公式サイトでも、タブレットやプリンターを別途用意せず、レジ周りをすっきりさせられる点が特徴として紹介されています。
③ 多くの決済方法に対応したい店舗
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などを1台にまとめたい店舗とは相性を検討しやすいでしょう。
④ 店舗に固定レジを設置している店舗
常時電源が必要なため、固定レジで利用する店舗のほうが運用イメージを作りやすいといえます。
stera pack(ステラパック)を慎重に検討したい店舗
反対に、次のような店舗では他の決済サービスも含めて比較する価値があります。
キャッシュレス売上が少ない
2年目以降の月額3,300円が固定費として発生するため、決済額が少ない場合は総コストを計算しておきたいところです。
店舗外で決済することが多い
電源接続が必要な端末なので、移動販売やイベントなどでは運用方法を慎重に確認しましょう。

固定回線を用意できない
導入前に通信環境の確認が必要です。光回線がご用意できないお店の方は、SIM回線が搭載している決済端末もございます。
短期間だけ使いたい
契約期間や解約時の端末返却条件を確認してから申し込みましょう。
イベント等で短期間だけご利用をご希望のお店の方は、アルファノートの決済端末であれば、イベント等の1日~のご利用にも対応しております。
\【在庫限り】74,800円の端末機が無料/
stera pack(ステラパック)とAirペイ、どちらを選ぶべき?
stera packを調べていると、Airペイ(エアペイ)も比較候補に入ってくるでしょう。
両者は料金体系の考え方が異なります。
Airペイは、月額固定費がなく、決済手数料は決済方法に応じて設定されています。また振込手数料は無料と案内されています。
一方、stera packは、初年度のサービス利用料が0円で、2年目以降は原則として月額3,300円。ただし決済手数料率はプラン・ブランドによって異なります。
つまり、月額固定費を抑えたいのか、月額料金を払ってでも決済手数料を抑えたいのかによって、比較のポイントが変わります。
ここはどちらが絶対にお得という話ではありません。自店のキャッシュレス売上を当てはめて比較することが大切です。
stera pack(ステラパック)導入前に確認したい7項目
申し込み前に、次の項目をチェックしておきましょう。
チェックリスト
- 2年目以降の月額3,300円を把握している
- 自店のキャッシュレス売上を把握している
- 決済ブランドごとの手数料を確認した
- 店舗の通信環境を確認した
- 端末を設置する場所を決めた
- 入金サイクルを確認した
- 解約時の端末返却条件を確認した
特に重要なのは、月額料金だけではなく年間の総コストで考えることです。
stera pack(ステラパック)のデメリットを理解してから導入を決めよう
stera packには、
- 2年目以降の月額料金
- 通信環境の条件
- 端末を自由に持ち運べない
- 契約・解約時の確認事項
- 決済手数料以外のコストも考える必要がある
といった注意点があります。しかし、これらを理由に一律にstera packはおすすめできないと判断するのは早いでしょう。
だからこそ大切なのは、stera packにデメリットがあるかではなく、そのデメリットが自分のお店にとって問題になるかという視点です。
キャッシュレス決済の売上が多いのか、店舗に固定レジがあるのか、どの決済ブランドがよく使われるのか。
この3点を確認するだけでも、自店との相性をかなり判断しやすくなります。
まとめ|stera pack(ステラパック)は店舗との相性を見て選ぶ
stera packのデメリットをまとめると、以下の5つです。
- 2年目以降は月額3,300円(税込)がかかる
- 光回線などの通信環境が必要
- 端末を自由に持ち運んで使うタイプではない
- 契約期間・解約時の条件を確認する必要がある
- 月額料金だけでなく決済手数料や振込手数料まで含めて比較する必要がある
一方で、1台で30種類以上の決済に対応できることや、初期コスト0円、初年度サービス利用料0円などの特徴もあります。
これが、stera pack導入後に思っていたのと違ったとならないためのポイントです。

