Squareの決済手数料は実際に高いの?という疑問を持つ方がおられます。
実際のところSquareの場合、他の決済代行会社とは違い、あらゆる決済手段を取り扱っているため、決済手段によって決済手数料が変わります。
この数年のニュースとして、
- VISA・Mastercardの決済手数料が引き下げ(2024年度)
- iDの決済手数料が引き下げを実施(2024年度)
- JCBの決済手数料の引き下げを実施(2023年度)
- QUICPayの引き下げを実施(2023年度)
今回は、その点についても回答させていただきます。
新規の方限定!
①2024年11月1日から、VISA・Mastercardの決済手数料3.25%→2.5%引き下げを決定!
決済手数料の引き下げはお店側からすると大変うれしい告知となります。
②7種類のQRコードに対応
今までのSquareの弱点がQRコード決済がPayPayのみしか対応しておらず、QRコード決済を取り入れたいお店からは少し不満等がございましたが、今回d払い・楽天Pay・auPAY・メルカリPay・WeChat Pay・ALipayの6種類のQRコードが追加されました。
Square(スクエア)決済手数料について
他の決済代行会社であれば、通常お店での対面決済のみが多いところ、Squareでは、そのお店に合った、あらゆる決済手段があり、その決済手段によって決済手数料が変わります。
Square決済手段は4種類
- お店での対面決済(都度決済)
- 自動課金決済(月謝等)
- 請求書決済
- オンライン決済
Square(スクエア)お店での対面決済(都度払い)
対面決済とは、よくお店で見かける王道の決済手段でありますが、お客様がお店にご来店orお店の方がお客様の方へ訪問(宅配など)。決済端末を通じて決済する決済手段となります。
対応可能ブランド | 手数料 |
---|---|
2.5%(条件あり) | |
3.25% | |
3.25% | |
325% |
以前まではiDの決済手数料が3.75%でしたが、2024年4月3日以降、3.25%に引き下げを実地したことにより、対面決済での決済手数料がVISA・Mastercardが2.5%。それ以外のブランドに関して一律3.25%となります。
Square(スクエア) サブスク決済の手数料
対面決済での都度払いとは違い、Squareでは、自動継続課金という決済手段があり、塾・ジム・エステ等で月謝払い(サブスク)をご利用する方に向けての決済手段となります。
事前にクレジットカードを登録することによって、自動的に毎月引き落としがされるため、お店の方でも管理自体が非常にしやすくなるのが特徴です。
対応可能ブランド | 手数料 |
---|---|
3.6% |
自動継続課金の決済手数料は、一律3.6%となります。
Square(スクエア)請求書決済の手数料
対応可能ブランド | 手数料 |
---|---|
3.25% |
請求書決済の決済手数料は、一律3.75%となります。
Square(スクエア)オンライン決済の手数料
対応可能ブランド | 手数料 |
---|---|
3.60% |
オンライン決済の決済手数料は、一律3.6%となります。
Square(スクエア)決済手数料改定
ただし今回の決済手数料の引き下げには条件がございます。年間キャッシュレス決済額3,000万未満のお店が条件となります。
年間キャッシュレス決済額3,000万未満のお店の方
年間キャッシュレス決済額3,000万以上のお店の方
上記を見ての通り年間3000万以上のお店の方は、VISA・Mastercardの手数料が3.25%と据置になっておりますが、Squareでは年間キャッシュレス決済額3000万以上の方限定で特別プランをご用意しております。
詳しくは公式サイトで確認をして見てください。
すでにSquareをご利用している方は、対象ではないの?というお声もございますが、しっかりと対応しております。
申請の仕方についても解説をさせていただきます。
申請の仕方については下記のような流れとなります。
Squareに登録しているアドレスに下記のようなメールが送付がされているはずです。
上記のような流れでサクッとおわりますので条件を満たせている事業様は申請を必ずおこなってください。
では今回の新料金になったことで、実際に従来の決済手数料と、どのくらい手数料の差がでるのかを見ていきましょう。
VISA・Mastercard カード売上 | 【従来】 3.25% | 【新料金】2.5% | 月間差額 | 年間差額 |
---|---|---|---|---|
30万 | 9,750円 | 7,500円 | 2,250円 | 27,000円 |
50万 | 16,250円 | 12,500円 | 3,750円 | 45,000円 |
100万 | 32,500円 | 25,000円 | 7,500円 | 90,000円 |
150万 | 48,750円 | 37,500円 | 11,250円 | 135,000円 |
200万 | 65,000円 | 50,000円 | 15,000円 | 180,000円 |
250万 | 81,250円 | 62,500円 | 18,750円 | 225,000円 |
上記を見ての通り年間単位での削減を考えると、今回のSquareの0.75%の引き下げはかなりの削減が見込まれます。非常にお店側からすると助かる部分ではないのではないでしょうか。
各社との決済手数料を比較(クレジットカード)
今回お店でよく導入がされている決済代行会社でクレジットカード決済手数料は下記となります。
各社 | 決済端末 | 月額料金 | クレジットカード |
---|---|---|---|
Square | 0円 | 2.5%~ | |
Airペイ | 0円 | 3.24% | |
STORES決済 | 0円 | 3.24% | |
PAYGATE | 3,300円 | 2.9%~ | |
PayCAS Mobile | 1,980円~ | 2.8%~ | |
stera pack | 3,300円 | 1.98%〜 ※プランにより異なる |
上記を見てのとおり、決済手数料も各社ともバラバラで手数料が低いところ高いところ。月額料金が発生するところ、発生しないところがございます。
お店の売上げも各お店ごとに違います。自分達のお店の売上に合っている決済代行会社を選ぶのがポイントです。
ただ、月額料金が発生しない決済代行会社で選ぶならSquareが最適です。
Squareをおすすめする理由として、月額料金が発生しないなかでもVISA・Mastercardの手数料は2.5%と圧倒的な低さです。
各社の振込手数料を比較した結果
各社 | 振込回数 | 振込手数料 |
---|---|---|
Square | 最短翌日 | 無料 |
Airペイ | 月3回 or 6回 | 無料 |
STORES決済 | 月1回 ※手動入金に対応 | 無料~200円 |
PAYGATE | クレカ・電子マネー月2回 QRコード決済 月1回 | 不明(公式サイトから問い合わせ) |
PayCAS Mobile | 月2回 | 無料 |
stera pack | 月2回~6回 | 無料~220円 |
各社の振込手数料・入金サイクルを比較しておりますが、ここでもSquareが圧倒的に有利な展開をしております。
お店の方から決済手数料と入金サイクルをよくお店の方からよくご質問がございます。
実際に訪問して感じることは、すぐに売上入金が欲しいというお店もあれば、売上は月1回でもいいよというお店の方もおられます。
売上金がすぐに欲しいというお店の方は最短翌日入金を採用しているSquareを選んでおくと間違いないでしょう。
Square(スクエア)各ブランドの決済手数料の消費税
Squareのクレジットカード・交通系の電子マネー等の決済手数料は非課税となります。
キャンペーン情報について
Squareでキャンペーンを開催しているかどうかは時期によって変わります。
最新のキャンペーン情報に関しては、別記事で解説しておりますので、ご検討しているお店の方は一度確認することおすすめします。
まとめ
今回は、Squareの決済手数料は実際に高い?との検証ですが、対面決済の場合であれば月額料金が発生しない決済代行会社の中では最安値となります。
さらにSquareを導入することで、下記のような安心感もございます。
- 豊富な決済手段
- 売上入金が最短翌日入金
- どの銀行口座でも振込手数料が無料
- 契約金等の縛りもないため、違約金等の発生も無し
これらの項目を含めたうえで、トータル的に検討しても、非常に価値のある決済代行会社ではないでしょうか。
Squareでの決済手数料以外についての詳細は、別記事でも解説しておりますので、参考にして見てください。