「Airペイのカードリーダーが故障してしまった…!」
そんな状況に直面すると、焦ってしまいますよね。
エアペイ(Airペイ)の決済端末が使えないと、お客様対応に影響が出てしまい、ビジネスに支障をきたす可能性もあります。
特に、急な故障の場合は 「すぐに対処したい!」と思いますよね?
本記事では、エアペイのカードリーダーが故障した際の対処法ついて分かりやすく解説します。
また、「エアペイのカードリーダーは壊れやすい?」という疑問 についても、お答えします。
いざというときに慌てずに対応できるよう、ぜひ最後までご覧ください。
【番外編】PINバイパス終了
今後の不正利用防止のために、お客様がお持ちのICカードをIC対応端末設置店でご利用になる場合は、暗証番号の入力をスキップしてサインで本人認証を行う取引(PINバイパス)については、2025年3月をもって原則廃止となります。
それに伴い、2025年4月以降ICカードを店頭でクレジットカードをご利用いただくためには、暗証番号の入力が必要となります。
エアペイ(Airペイ)カードリーダー故障!?よくあるトラブル事例
エアペイのカードリーダーが突然使えなくなると、決済ができずに困ってしまいますよね。
特に、「電源が入らない」「充電できない」「エラーメッセージが表示される」 などの症状は、実際に多くのユーザーが経験しているトラブルです。
エアペイのカードリーダー故障時によくある症状をは以下3つです。
- 充電ができない
- 充電しても電源が入らない
- 本体のディスプレイに【SYSTEM TAMPERED】と表示される
エアペイのカードリーダーが故障する原因とは?
エアペイのカードリーダーが故障する主な原因として、以下のようなケースが考えられます。
付属の充電ケーブル以外を利用している
エアペイのカードリーダーは、付属の純正充電ケーブルでの充電が推奨されています。
100均などで販売されいる純正品以外の充電ケーブルや充電器を使用すると、電圧の違いにより正常に充電されないことがあります。
そのため、スターターキットに同梱されている純正の充電ケーブルを必ず使用するようにしましょう。

カードリーダーを日差しが当たる場所に置いている
エアペイのカードリーダーは、使用しないときは、風通しの良い涼しい場所に保管するのが理想的です。
カードリーダーは精密機器のため、高温環境や直射日光の影響を受けやすく、適切に保管しないと故障の原因となることがあります。
特に夏場の車内や窓際などに長時間放置すると、バッテリーや内部基盤が熱によって損傷し、動作不良を引き起こす可能性があります。
夏場は本体が高温になりやすく、故障リスクが高まるため、特に注意しましょう。
金属製のクレジットカードを利用している
最近では、ステンレスやチタン製の高級クレジットカードが増えていますが、金属製や厚みのあるカードを使用すると、カードリーダーの故障につながる可能性があるため注意が必要です。
実際に店舗での運用現場でも、読み取りエラーや故障の原因としてよく報告されています。
なお、Airペイの公式サイトでも注意喚起されており、
「縦53.98mm×横85.60mm×厚さ0.76mm」が最大サイズ となっています。
金属製のカードを使用したことによる故障は、エアペイのカードリーダーに限らず、他の決済代行会社の端末でも頻繁に発生しています。
読み取りエラーが頻発する場合は、プラスチック製のカードで試すか、決済方法を変更するなどの対応を検討しましょう。
金属製カードの利用が多い店舗では、USENPAYの導入を検討するのも一つの方法です。
USEN PAYは、多様な決済方法に対応しているため、金属製カードによるトラブルを軽減できる可能性があります。
充電しながら決済をしている
エアペイのカードリーダーを充電しながらカードリーダーを使用しているお店をよく見かけますが、できるだけ充電コードを外した状態で使用することで、故障のリスクを大幅に減らせます。
カードリーダーは充電しながら使用すると、内部の発熱が増え、バッテリーや回路に負担がかかり、寿命を縮める原因となります。
ただし、カードリーダーのバッテリー持ちがあまり良くない場合は、営業中に充電しながら、決済時のみコードを外すなどの方法も検討してみてください。
カードリーダーが故障かなと思った時の対処方法
エアペイのカードリーダーの調子が悪いと感じたら、一度リセットを試してみることをおすすめします。
エアペイのカードリーダーをリセットする手順は、以下のとおりです。
- Airペイ(エアペイ)アプリを強制終了
- 現在使用中のiPadまたはiPhoneのペアリング(Bluetooth)を解除
- カードリーダーをリセット
- ペアリング(Bluetooth)を再度設定
- カードリーダーをアップデート
この手順を実施することで、多くの不具合が解消される可能性があります。
カードリーダーのリセット方法の詳細については、公式サポートページをご確認ください。
エアペイのカードリーダーは交換可能?条件はある?
エアペイのカードリーダーの保証期間は6ヶ月のため、6ヶ月以内であれば無料で交換をしていただけます。
ただし6ヶ月以上経過している場合、貸与代金20,167円(税込み)が必要となります。
交換を希望する場合は、エアペイのヘルプデスクに問い合わせ、故障状況を伝えましょう。
また、購入時のレシートや保証書が必要になることもあるため、事前に準備しておくとスムーズです。
本体の保証期間を比較した結果
エアペイのカードリーダー本体の保証期間は6ヶ月と比較的短めですが、保証期間を重視するならSquareやUSEN PAYが適した選択肢になります。
もし保証期間が過ぎ、有償交換となる場合は、他の決済代行会社を検討するのも一つの方法 です。
理由として、他社では定期的にキャンペーンを実施していることが多く、初期費用を抑えて導入できる可能性があるため です。
決済環境を見直す良い機会にもなるので、各社のキャンペーン情報をチェックしながら、最適なサービスを選びましょう。
カードリーダーが壊れた時の問い合わせ先

エアペイのカードリーダーが故障した場合は、公式のヘルプデスクに問い合わせましょう。
連絡の際は【AirID】【加盟店番号】【店舗番号】を聞かれるため、事前に確認しておくとスムーズです。
また、エラーの内容・症状・試した対処法などをメモしておくと、より迅速に対応してもらえます。
電話でのお問い合わせ
- 受付時間:9:30~23:00(年中無休)
- 0120-39-4861
メールでのお問い合わせ
- 受付時間:24時間
- 問い合わせフォーム
エアペイの公式サイトにはFAQページも用意されているため、問い合わせ前に確認しておくのもおすすめです。
Airペイのお問い合わせ方法については、別記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
カードリーダーの故障を未然に防ぐ方法!トラブル回避のポイント
お客様の中には、「今日はカードで支払おう」と決めて来店する方も多くいます。
しかし、カードリーダー本体が故障してしまうと、数日間、決済ができなくなる可能性があり、大きな機会損失につながることもあります。
不思議なことに、こうしたトラブルはお店が忙しいタイミングに限って発生するケースが多いものです。
そのため、事前に対策として、予備の決済端末を用意しておくと安心です。
実際に、私のお店でも予想外のトラブルを回避するため、2つの決済端末を導入しています。
予備の端末を持つ場合は、月額料金のかからない決済代行会社を選ぶと、ランニングコストの負担がなく安心です。
エアペイをご利用中の方で、予備用の端末を検討する場合、Squareを併用している店舗をよく見かけます。
店舗の決済環境を安定させるためにも、万が一に備えて予備の決済端末を検討してみてはいかがでしょうか?
エアペイのカードリーダーは壊れやすいって本当?
エアペイのカードリーダーは便利な決済ツールですが、故障やトラブルが発生することもあります。
ただエアペイのカードリーダー本体の故障は、頻繁に起こることではありませんので、ご安心ください。
正しい充電・保管方法を意識することで、故障を防ぎ長く使用することも可能です。日頃のメンテナンスを心がけご利用ください。
万が一トラブルが発生した場合は、本記事でご紹介した「対処法」「交換・問い合わせ方法」 を参考に、適切に対応しましょう。