
Airレジを導入したいけれど、結局いくらかかるの?
そんな疑問を持っている店舗経営者の方も多いのではないでしょうか。
Airレジは、POSレジアプリそのものの初期費用・月額利用料が0円で利用できるサービスです。さらに、レジ機能や売上管理、分析などの基本機能も無料で利用できます。
ただし、Airレジは完全に0円で導入できるという意味ではありません。
iPadやレシートプリンター、キャッシュドロアなどを持っていなければ、別途購入費用が必要です。また、クレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス決済を利用する場合は、Airレジと連携できるAirペイの決済手数料が発生します。
- エアレジの導入費用はいくらなのか
- 初期費用と月額費用はいくらなのか
- iPadなどの周辺機器はいくら必要なのか
- Airペイの決済手数料はいくらなのか
- 結局、店舗はいくら用意すればいいのか
- 飲食店・小売店・美容室などで費用は変わるのか
- 導入費用を抑える方法
- エアレジ導入前に確認しておきたい注意点
まで、まとめて解説します。

Airレジ(エアレジ)の導入費用は0円ではなく、必要な機器まで含めて考える
まず結論から見てみましょう。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| Airレジ初期費用 | 0円 |
| Airレジ月額利用料 | 0円 |
| Airレジの基本機能 | 0円 |
| Airレジのサポート | 0円 |
| iPad | 74,800円(税込)~ |
| レシートプリンター | 26,800円~ |
| キャッシュドロア | 9,020円~ |
| Airペイ月額固定費 | 0円 |
| Airペイ振込手数料 | 0円 |
| キャッシュレス決済手数料 | 決済方法によって異なる |
現時点でAirレジでは、iPad・据え置き型レシートプリンター・キャッシュドロアを購入する場合、合計129,120円(税込)~と案内されています。
つまり、Airレジの利用料は無料だが、店舗でレジとして使える状態にする費用は別に考えるというのがポイントです。
この違いを理解しておくと、導入後に思っていたより費用がかかったという事態を防ぎやすくなります。
Airレジ(エアレジ)の初期費用はいくら?
Airレジそのものの初期費用は0円です。
アカウント登録をして、対応するiPadなどを用意すれば利用を開始できます。契約料や月額利用料もかかりません。
ただし、店舗で一般的なレジ運用をするなら、次のような機器を用意するケースが多くなります。
主な導入機器
- iPad
- レシートプリンター
- キャッシュドロア
- 必要に応じてバーコードリーダー
- 必要に応じてカスタマーディスプレイ
- キャッシュレス決済を利用する場合は決済端末
特に重要なのがiPadです。
Airレジは、iPadまたはiPhoneとインターネット環境があれば利用できますが、実際の店舗レジとして運用する場合は、レシートプリンターやキャッシュドロアなどを組み合わせることで使いやすくなります。
Airレジ(エアレジ)に必要な周辺機器の費用
iPad:74,800円(税込)~
Airレジを利用するための中心となる機器です。
公式サイトでは、iPadの市場参考価格を74,800円(税込)~としています。
すでにAirレジに対応したiPadを持っている場合は、新たに購入する必要はありません。
そのため、手持ちのiPadを利用できれば、初期費用を大幅に抑えられる可能性があります。
レシートプリンター:26,800円~
紙のレシートや領収書を発行する場合に必要になります。公式サイトでは、
- 据え置き型:45,300円(税込)~
- モバイル型:26,800円(税込)~
と案内されています。飲食店や小売店など、レシートを頻繁に発行する店舗では、使い勝手を考えて据え置き型を選ぶケースもあります。
キャッシュドロア:9,020円~
現金を扱う店舗では、キャッシュドロアも必要になります。
Airレジ公式サイトでは、対応するキャッシュドロアの市場参考価格として9,020円(税込)~が掲載されています。
ただし、キャッシュレス決済が中心で現金をほとんど扱わない店舗なら、店舗運営に合わせて機器構成を検討できます。
Airレジ(エアレジ)のスターターパックならいくら?
個別に機器を購入するのが面倒な場合は、セット商品を利用する方法もあります。
Airレジ公式サイトでは、iPad、レシートプリンター、印字用ロール紙、キャッシュドロアなどをセットにしたスターターパックについて、130,900円(税込)と案内しています。
どの機器を組み合わせればいいのかわからないという店舗には、セットから検討する方法もあります。ただし、必要な機器は業種やレジの運用方法によって異なります。
Airレジ(エアレジ)の月額費用はいくら?
Airレジの月額利用料は0円です。
しかも単に「最低限の機能だけ無料」というタイプではなく、公式情報ではレジ機能を含むすべての基本機能を無料で利用できるとされています。
無料で利用できる主な機能には
- 注文入力
- 会計
- 商品管理
- 売上管理
- 点検・精算
- 分析
- レジ業務
などがあります。また、Airレジのサポート利用についても費用はかかりません。
したがって、Airレジだけを使うのであれば、毎月の固定費を抑えながらPOSレジを運用できることが大きな特徴です。
Airレジ(エアレジ)の決済手数料はいくら?
ここで注意したいのが、Airレジとキャッシュレス決済は別サービスという点です。
Airレジ自体は無料ですが、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済を利用する場合は、決済サービスの手数料が発生します。
Airレジと連携できる代表的な決済サービスがAirペイです。Airペイは、月額固定費と振込手数料が0円です。一方、決済方法ごとに手数料率が設定されています。
Airペイ(エアペイ)の決済手数料一覧
| 決済方法 | 決済手数料 |
|---|---|
| Visa / Mastercard / JCBなど | 3.24% |
| iD / QUICPay | 3.24% |
| 交通系電子マネー | 2.95%+消費税 |
| 楽天Edy | 2.95%+消費税 |
| COIN+ | 0.99%+消費税 |
| PayPay | 2.95%+消費税 |
| d払い | 2.95%+消費税 |
| 楽天ペイ | 2.95%+消費税 |
| au PAY | 2.95%+消費税 |
| Alipay+ | 2.95%+消費税 |
| WeChat Pay | 2.95%+消費税 |
| Smart Code | 2.95%+消費税 |
※実際の契約条件・キャンペーン等によって異なる場合があります。最新の料率は公式情報をご確認ください。
Airペイ(エアペイ)は月額費用も無料
Airペイについても、月額固定費は0円です。
さらに売上を銀行口座へ振り込む際の振込手数料も、公式FAQでは無料とされています。
つまりキャッシュレス決済を導入する場合、月額固定費+振込手数料は0円、売上に応じて決済手数料が発生するという仕組みです。
これはAirレジ導入費用を考えるうえで非常に重要なポイントです。
Airレジ(エアレジ)導入費用を具体的にシミュレーション
結局、自分の店ではいくら必要なの?という方のために、3つのケースで考えてみましょう。
ケース1:すでにiPadを持っている
すでに対応するiPadを所有している場合、
| iPad | 0円 |
| レシートプリンター | 約26,800円~ |
| キャッシュドロア | 約9,020円~ |
という構成なら、約3万5,000円程度から始められる計算になります。もちろん、プリンターの機種や必要な周辺機器によって変わります。
ケース2:一からレジ環境を用意する
iPadも持っていない場合は、
| iPad | 74,800円~ |
| レシートプリンター | 45,300円~ |
| キャッシュドロア | 約9,020円~ |
で、合計は129,120円~です。つまり、Airレジの初期費用は0円でも、店舗で実際に使えるレジ環境を一から作るなら10万円以上を見ておくと考えると、予算を組みやすくなります。
ケース3:省スペース型のmPOPを利用する
レシートプリンターとキャッシュドロアを一体化したmPOPを利用する方法もあります。Airレジ公式サイトでは、
| iPadなし | 77,000円(税込) |
| iPadあり | 151,800円(税込) |
というセットが案内されています。レジ周りをできるだけコンパクトにしたい店舗では、こうした一体型機器も候補になります。
飲食店ならAirレジ(エアレジ) オーダーの費用に注意
飲食店の場合、通常のAirレジだけでなく、注文管理まで行いたいケースがあります。
その場合に検討されるのがAirレジ オーダーです。
ここは非常に重要です。
AirレジとAirレジ オーダーは別物なので、Airレジが無料だから注文管理も全部無料と考えないようにしましょう。Airレジ オーダーは選択するプランによって料金が変わります。例えば、
| ハンディ | 月額13,200円~ |
| モバイルオーダー店内版 | 月額17,600円~ |
| キッチンモニター | 月額6,600円 |
| モバイルオーダー店外版 | 月額固定費0円+注文手数料3%+決済手数料3.24% |
などの料金体系があります。そのため飲食店では、Airレジの費用+Airレジ オーダーの費用を分けて考えることが重要です。
Airレジ(エアレジ)の導入費用を安くする5つの方法
Airレジを導入するときは、必要以上に機器を購入しないことが費用削減のポイントです。
1.すでに持っているiPadを活用する
対応機種であれば、新しくiPadを購入する必要はありません。これだけで初期費用を数万円単位で抑えられる可能性があります。ただし、対応機種かどうかは事前に確認しましょう。
2.必要な機器だけ購入する
POSレジだから全部の機器が必要とは限りません。例えば、
- 現金をほとんど使わない
- レシートを紙で発行しない
- バーコード管理が必要ない
といった店舗なら、必要な機器は変わります。店舗の営業方法から逆算して購入することが重要です。
3.対応済みの既存機器を利用する
すでにレシートプリンターやキャッシュドロアを持っている場合、Airレジに対応していればそのまま利用できる場合があります。新しい機器をすべて買い直す必要がないか、導入前に確認しましょう。
4.飲食店は導入キャンペーンを確認する
Airレジ公式では、飲食店向けにAirレジ オーダーの新規申込みで、必要な機器セットを無償提供する特典が掲載されています。
ただし、特典は数量限定・内容変更・終了の可能性があり、適用条件もあります。通常価格だけで判断せず、申し込み時点のキャンペーンを確認することが大切です。
5.決済手数料を年間コストで考える
導入費用だけを比較すると、Airレジは非常に安く見えます。しかし、店舗経営で重要なのは毎月・毎年発生する費用です。
例えば、年間のキャッシュレス決済売上が500万円で、仮に平均決済手数料が3%なら、500万円 × 3% = 15万円となります。
このように、POSレジを選ぶときは、初期費用だけではなく年間の決済手数料まで含めた総コストで考えることが重要です。
Airレジ(エアレジ)導入費用でよくある勘違い
無料だから一切お金がかからないは間違い
Airレジのアプリ利用料は無料ですが、iPadや周辺機器を持っていなければ購入費用が発生します。また、Airペイなどのキャッシュレス決済を利用すれば決済手数料が発生します。
AirレジとAirペイは同じサービスではない
AirレジはPOSレジ。Airペイはキャッシュレス決済サービスです。両者を連携させることで、レジ会計とキャッシュレス決済をスムーズにつなげられます。
Airレジの月額料金が無料=すべての関連サービスが無料ではない
Airレジ オーダーなど、別途料金が設定されているサービスがあります。特に飲食店ではここを確認しておきましょう。
Airレジ(エアレジ)導入に向いている店舗
Airレジは特に、
- 個人経営の飲食店
- カフェ
- 美容室
- サロン
- 小売店
- 小規模店舗
- 新規開業する店舗
など、毎月の固定費をできるだけ抑えたい店舗にとって検討しやすいPOSレジです。
特に、高額なPOSレジを契約するほどではないけれど、売上管理や会計をデジタル化したいという店舗では、初期投資を抑えながら導入を検討できます。
まとめ:Airレジ(エアレジ)導入費用
最後に、この記事のポイントをまとめます。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| Airレジ初期費用 | 0円 |
| Airレジ月額費用 | 0円 |
| サポート費用 | 0円 |
| iPad | 74,800円~ |
| レシートプリンター | 26,800円~ |
| キャッシュドロア | 9,020円~ |
| 基本的な機器構成 | 129,120円~ |
| Airペイ月額固定費 | 0円 |
| Airペイ振込手数料 | 0円 |
| キャッシュレス決済手数料 | 0.99~3.24%など |
Airレジの大きな特徴は、POSレジとしての月額利用料が0円であることです。
一方で、実際の導入費用を考える際には、
Airレジ本体の料金+必要な周辺機器+キャッシュレス決済手数料+必要ならAirレジ オーダーなどの追加サービス
という4つに分けて考えると、実際に必要な予算が見えやすくなります。
特に「高額なPOSレジを契約するほどではないけれど、売上管理や会計をデジタル化したい」という店舗では、初期投資を抑えながら導入を検討できます。

