
Airペイ(エアペイ)を導入したいけれど、決済手数料が高いのでは?
キャッシュレス決済を検討している店舗オーナーなら、一度は気になるポイントではないでしょうか。
特に、売上が増えてくると、たった数%の手数料なら、それほど気にしなくてもいいのでは?とは言い切れません。
月100万円のキャッシュレス決済なら、手数料率が0.5%違うだけで年間6万円。月300万円なら年間18万円もの差になります。
一方で、手数料率が安いサービスに乗り換えれば、必ず得をするわけでもありません。
月額料金、端末代、振込手数料、入金サイクル、対応決済ブランドなどまで考えると、むしろAirペイのほうが安くなる店舗もあります。
そこでこの記事では、Airペイとよく検討されるSquare、STORES、Stera packなどと比較しながら、
- Airペイの手数料は本当に高いのか
- どんな店舗ならAirペイがお得なのか
- 逆に、どんな店舗なら他社を検討すべきなのか
- 手数料率だけでは判断できない理由
- 売上規模別に見る損益分岐点
まで、できるだけ具体的に解説します。結論から言えば、Airペイは「手数料が高いサービス」と一括りにはできません。
むしろ、店舗によって「得する・損する」の境界線がかなり変わります。
本記事では、主要競合サービス(Square、STORES、Stera packなど)との詳細比較を通して、Airペイで「得する店」と「損する店」を分ける致命的な境界線を徹底解説します。
Airペイは下記のような業種に人気です
都度決済







回数券決済



結論|Airペイ(エアペイ)は「高い」のではなく、店舗によって評価が変わる
現在のAirペイでは、Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discoverなどの主要カードについて、通常3.24%の決済手数料が案内されています。
また、交通系電子マネー・楽天Edyは税抜2.95%、主要QRコード決済は税抜2.95%、COIN+は税抜0.99%です。
ここだけを見ると、「もっと安いサービスがあるのでは?」と思うかもしれません。
実際、主要サービスには1.98%台からのプランもあります。
しかし、ここで注意したいのが「最低手数料率=実際に一番安い」とは限らないことです。
たとえば、1.98%のサービスでも月額料金がかかれば、売上が少ない店舗では固定費の影響が大きくなります。
つまり比較すべきなのは、
Airペイ(エアペイ)の手数料を「高い」と感じる人の共通点
現金商売と比較している
当然ですが、現金なら手数料は0円です。「レジ締めの手間」「防犯リスク」「釣り銭準備の銀行手数料」といった見えないコストを考慮せず、表面上の3%だけを見ると高く感じてしまいます。
ディスカウントプログラムに申し込んでいない
標準の3.24%のまま運用している店舗は、最近の「2.48%時代」においては相対的に損をしています。既存ユーザーも条件を満たせば適用されるため、再確認が必要です。
Airペイ(エアペイ)手数料引き下げ

Airペイでは、中小事業者向けの方向けに、対象となるクレジットカード決済の手数料を通常の3.24%から2.48%へ引き下げられる「決済手数料ディスカウントプログラム」があります。
引き下げの概要
| 改定前 | 主要クレジットカード決済手数料 3.24% |
| 改定後 | 主要クレジットカード決済手数料 2.48% |
| 月額固定費 | 0円(従来通り据え置き) |
| 対象決済ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover の主要6ブランド |
適用されるための条件
大企業などを除く「中小事業者・個人事業主」を対象としたプログラムであり、適用にあたっては条件と審査があります。
- 中小事業者であること(上場企業やその子会社・関連会社ではないこと)
- 年間カード決済額の制限(例: Mastercardの場合、直近1年間の決済額が1,000万円以下など)
- 対象外業種ではないこと(不動産、ホテル・旅館、タクシー、旅行代理店などは一部対象外)
- プログラムへの申し込み(エントリー)・加盟店審査を通過すること
Airペイ(エアペイ)手数料の確認
Airペイの手数料一覧
| 決済方法 | 対応ブランド・サービス例 | 決済手数料 |
|---|---|---|
| クレジットカード | Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club / Discover / UnionPay | 3.24% |
| クレジットカード(割引適用時) | Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club / Discover | 2.48% |
| 交通系電子マネー | Suica / PASMO / ICOCA / Kitaca / TOICA / manaca / SUGOCA / nimoca / はやかけん | 2.95%(税抜) |
| 電子マネー | iD / QUICPay / 楽天Edy | 3.24% ※楽天Edyは税抜2.95% |
| QRコード:COIN+ | COIN+ | 0.99%(税抜) |
| QRコード:その他 | PayPay / d払い / au PAY / 楽天ペイ / J-Coin Pay / Smart Code / WeChat Pay / Alipayなど | 2.95%(税抜) |
| Airペイ オンライン | Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club | 3.24% |
Airペイ・Square・STORES・stera packを比較
まず、主要サービスの違いをざっくり整理してみましょう。
| サービス | カード手数料の目安 | 月額費用 | 端末・導入 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Airペイ | 2.48%~3.24% | 0円 | カードリーダー無償貸与 | 決済ブランドの多さ・Airレジ連携 |
| Square | 2.5%~ | 0円 | 端末購入など | シンプルな料金体系・入金が速い |
| STORES | 1.98%~ | プランによる | 端末購入など | 低手数料プランあり |
| Stera pack | 1.98%~ | 初年度無料、2年目以降3,300円 | 端末無償 | 1台で多様な決済に対応 |
Squareは現在、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の場合、主要カードの対面決済が2.5%~。月額固定費や振込手数料などが無料とされています。
一方、Stera packには1.98%~のプランがありますが、2年目以降に月額3,300円が発生するプランがあります。
この違いが、「どの店が得なのか」を分けるポイントです。
「0.5%安い」だけで乗り換えると失敗する理由
例えば、月100万円をカード決済するとします。手数料率が、
- 3.24%
- 2.48%
なら、差は0.76ポイントです。単純計算すると、
これは決して小さくありません。では、1.98%ならどうでしょう。3.24%との差は1.26ポイント。
「それなら1.98%のサービスを選べばいい」と思うかもしれません。
ところが、ここに月額料金や端末代、振込手数料などが加わります。
つまり、
手数料率が安いサービス=必ず総額が安いサービス
ではありません。
【得するお店】Airペイ(エアペイ)を導入すべき店舗の境界線
Airペイが向いているのは、単純に「売上が少ない店」だけではありません。次のような店舗は、Airペイのメリットを受けやすいでしょう。
境界線①:月額固定費をかけたくない
理由
Airペイは月額固定費が0円です。
公式サイトでも、初期費用・月額費用・振込手数料について0円と案内されています。なお、利用には別途iPadまたはiPhoneが必要です。
境界線②:すでにiPad・iPhoneを持っている
理由
Airペイは専用端末だけですべてを完結させるタイプではなく、iPadまたはiPhoneが必要です。カードリーダーは無償貸与されています。
そのため、
という特徴があります。
逆に、iPadなどを新たに用意する必要がある店舗では、その費用も含めて考える必要があります。
境界線③:さまざまなキャッシュレス決済に対応したい
理由
Airペイはクレジットカードだけでなく、電子マネーやQRコード決済にも対応しています。
特に店舗側からすると、「決済手段ごとに別々の契約をする手間を減らしたい」というニーズは無視できません。手数料だけではなく、管理コストも店舗のコストだからです。
境界線④:月間のキャッシュレス売上が「50万円以下(小規模・開業直後)」
理由
月額固定費が0円のため、売上が少ない月でも赤字リスクがゼロです。
境界線⑤:ゆうちょ銀行以外の「あらゆる金融機関」を指定口座にしたい
理由
Airペイはどの銀行口座を指定しても振込手数料が完全無料です(他社は指定銀行以外で手数料が発生する場合あり)。
境界線⑥:Airレジを使っている・使いたい
理由
Airペイを検討する際に、手数料だけでなく見ておきたいのがAirレジとの組み合わせです。
決済とレジを同じ環境で管理したい店舗にとって、単純な手数料比較では見えないメリットがあります。
「多少手数料が安くても、別サービスに切り替えて管理が複雑になる」のであれば、その差額が本当に得なのかを考える必要があります。
境界線⑦:さまざまなキャッシュレス決済に対応したい
理由
Airペイはクレジットカードだけでなく、電子マネーやQRコード決済にも対応しています。
特に店舗側からすると、「決済手段ごとに別々の契約をする手間を減らしたい」というニーズは無視できません。手数料だけではなく、管理コストも店舗のコストだからです。
Airペイ(エアペイ)以外を検討したほうがいいお店
では、どんな店舗なら他社を比較したほうがいいのでしょうか。
境界線①:月間のキャッシュレス売上が「約100万円以上」ある
理由
月額利用料(3,300円)を払ってでも、手数料率が1.98%になるstera pack等に切り替えた方が、トータルコストが下がります。そのため、カード決済比率の高い店舗は、1.98%~のプランを持つサービスまで比較する価値があります。
境界線②:PayPayなどの「QRコード決済」が売上の大半を占める
理由
PayPay直契約なら1.98%(条件付き)で済むところを、エアペイ一括管理にすると約3.24%の手数料がかかるためです。
境界線③:入金サイクル「翌日入金」が必須かつ「みずほ/三菱UFJ以外」の口座を使いたい
理由
入金速度重視の場合、最短翌日振込に対応するSquareの方が利便性が高くなります。
境界線④:「1台で全部完結」が重要な店

理由
AirペイではiPad/iPhoneとカードリーダーを組み合わせて利用します。
一方、Stera packやSquareには、端末単体でさまざまな決済を処理できる選択肢があります。Squareは1台の決済端末でクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応すると案内しています。
レジ周りをできるだけシンプルにしたい店舗では、「手数料」より「端末構成」が決め手になることもあります。
【重要】Airペイ(エアペイ)の「2.48%」には条件がある
ここは、Airペイを検討するなら必ず確認しておきたいポイントです。
Airペイには、主要カードの手数料を2.48%にするディスカウントプログラムがあります。
ただし、誰でも無条件に2.48%になるわけではありません。
決済ブランドごとの審査があり、適用条件も異なります。
そのため、
「Airペイは2.48%だから安い」
と単純に判断するのも、
「Airペイは3.24%だから高い」
と判断するのも正確ではありません。
手数料比較で一番重要なのは「年間総コスト」
ここからが、この記事で一番伝えたいポイントです。
決済サービスを比較するとき、「手数料率」だけを比較するのは不十分です。
本当に見るべきなのは、
さらに厳密に比較するなら、
- レシートなどの消耗品
- POSレジ利用料
- 入金サイクル
- 周辺機器
- サポート
- 契約・解約条件
まで考えます。例えば、
A社
| 手数料 | 2.48% |
| 月額費用 | 0円 |
B社
| 手数料 | 1.98% |
| 月額費用 | 3,300円 |
だった場合。
月間決済額が50万円なら、
A社:50万円 × 2.48% = 12,400円
B社:50万円 × 1.98% + 3,300円
9,900円+3,300円= 13,200円
このケースでは、手数料率が高いA社のほうが月800円安いことになります。
一方、月100万円なら、
A社:24,800円
B社:19,800円+3,300円=23,100円
となり、B社が月1,700円安くなります。
つまり、同じサービスでも、売上規模によって「お得なサービス」が変わるのです。
エアペイのコスト構造
Airペイにかかる費用は、大きく分けて以下の3つだけです。
| 初期費用 | 0円(キャンペーン適用時) |
| 月額料金 | 0円 |
| 決済手数料(※クレジットカードの場合) | 2.48% 〜 3.24% |
| 解約金 | 無し |
月額料金が0円ということは、売上が発生しない限り、お店側には1円も手数料(決済手数料・振込手数料)自体が発生しないという非常にシンプルな仕組みです。
振込手数料は「どの銀行でも0円」
多くの決済代行会社では、「特定銀行以外は振込手数料200円〜300円」といった設定がされております。しかしAirペイでは、すべての金融機関(ゆうちょ銀行を除く)において、振込手数料が完全無料です。
| メガバンク | 0円 |
| ネット銀行(PayPay銀行、楽天銀行等) | 0円 |
| 地方銀行 | 0円 |
| 信用金庫 | 0円 |
| 組合 | 0円 |
では、Airペイ(エアペイ)と他社の境界線はどこ?
ここでは考え方をシンプルにしてみましょう。
月間決済額が少ない店舗
→ 月額0円のサービスが有利になりやすい
固定費の影響が大きいためです。
月間決済額が増えてきた店舗
→ 手数料率の低いサービスを比較する価値が高くなる
月間決済額がかなり大きい店舗
→ 0.1~0.5ポイントの差でも年間コストが大きく変わる
つまり、「小規模店だからAirペイ」「大規模店だから他社」という単純な話ではありません。
重要なのは、
「カード売上が多い店」と「QR決済が多い店」でも答えは変わる
もう一つ重要なのが、決済手段の割合です。例えば、
店舗A
- カード80%
- QR10%
- 電子マネー10%
店舗B
- カード30%
- QR50%
- 電子マネー20%
この2店舗では、同じ月商でも手数料負担が変わります。
AirペイのQR決済は、COIN+が税抜0.99%、その他の主要QRコード決済が税抜2.95%とされています。
そのため、「自分の店では何の決済が一番使われているか」まで確認してから比較することが大切です。
Airペイ(エアペイ)が【向いている店舗】・【向いていない店舗】
ここまでの内容を整理すると、次のようになります。
| 店舗のタイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 月額固定費を抑えたい | ◎ | 月額0円 |
| すでにiPad/iPhoneがある | ◎ | 初期コストを抑えやすい |
| Airレジを使っている | ◎ | レジとの相性を考えやすい |
| 多くの決済ブランドをまとめたい | ◎ | 幅広い決済に対応 |
| カード決済額が大きい | △ | 低料率サービスも比較したい |
| 入金スピード最優先 | △ | 他社も比較したい |
| 端末1台で完結させたい | △ | 他社端末も検討 |
| とにかく手数料率を下げたい | △ | 1.98%台のサービスも比較 |

Airペイ(エアペイ)は高い?への答え
ここまで読んでいただければ、答えはかなり明確です。
Airペイの手数料は、単純に「高い」とは言えません。
主要カードでは通常3.24%ですが、条件を満たせば2.48%になるプログラムがあります。
一方で、STORES決済やstera packなどには1.98%台からの料金設定もあります。
したがって、「最安の手数料率を選びたい」ならAirペイ以外も比較対象になります。
しかし、
- 月額固定費を抑えたい
- すでにiPadを持っている
- Airレジと一緒に使いたい
- 複数の決済方法をまとめたい
という店舗なら、Airペイは十分有力な選択肢です。
失敗しない決済サービスの選び方【5ステップ】
最後に、これから導入する店舗が確認すべきポイントをまとめます。
STEP1|月間キャッシュレス決済額を出す
まず、現金以外の売上が月いくらになるかを予測します。
STEP2|決済ブランドの割合を確認
Visa・Mastercardなどのカード、PayPayなどのQR、交通系電子マネーなど、何が多いのかを把握します。
STEP3|実際に適用される手数料を確認
「最大○%」「最安○%」ではなく、自店舗に適用される料率を確認します。
STEP4|月額・端末・振込手数料を加える
手数料率だけではなく、年間固定費まで計算します。
STEP5|入金スピードと使いやすさも比較する
最後は「年間数万円安いか」だけで決めず、スタッフが使いやすいか、入金が間に合うか、レジと連携できるかまで考えます。
資金繰りに重要な入金頻度についても見てみましょう。
| 三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行 | 月6回(5日ごと) |
| その他の銀行 | 月3回(10日ごと) |
比較メモ
Airペイでは、最短翌日入金には対応していないものの、銀行口座によっては最大で月6回入金。振込手数料もどの銀行でも発生しない点で、非常に有利な環境です。

Airペイ(エアペイ)導入までの流れについて

手続き自体は簡単で、すべてオンライン(約10分)で完結します。
- 公式サイトから申し込み: 店舗情報や振込口座を登録します。
- 必要書類のアップロード: 本人確認書類や、お店の実態がわかる写真(看板や内装)を提出します。
- 審査: リクルートおよび各決済事業者の審査が行われます。
- 端末の受け取り・設定: カードリーダーが届いたら、お手持ちのiPad/iPhoneとペアリングします。
- 利用開始: テスト決済を行えば、その日からキャッシュレス対応店です!
の申込み方法を徹底解説!初心者のための導入ガイド-300x169.jpg)
まとめ|「一番安い決済サービス」ではなく「自分の店に一番合うサービス」を選ぶ
Airペイの手数料を調べると、
- 3.24%だから高い
- 2.48%だから安い
という情報が目に入ります。
しかし、本当に重要なのはそこではありません。決済サービス選びで見るべきなのは、
- 実際の決済手数料
- 月額固定費
- 端末費用
- 振込手数料
- 入金サイクル
- 対応決済ブランド
- POSレジとの連携
です。特に売上が大きい店舗ほど、手数料率の差は無視できません。
逆に、売上規模がまだ小さい店舗では、低い手数料率だけを追いかけるより、月額固定費0円で始められることがメリットになるケースもあります。だからこそ、
という視点で判断することが重要です。
そして、その答えを出すには「手数料率」ではなく、自店舗の年間決済額で総額を計算するのが最も確実です。
いろいろと決済代行会社がある中で、Airペイがお店に選ばれる理由として、決済ブランドの豊富さ・初期費用0円・月額料金0円・振込手数料0円・入金サイクルの速さ・解約金0円と全ての項目が、安定しているという点です。
「自分の店にとってAirペイは得なのか?」を判断していただき、もし導入してもいいいと感じたなら、【0円スタートプログラム】【決済手数料ディスカウントプログラム】どちらも上手く利用して導入を始めてみましょう。
