「Squareを解約したいけれど、違約金はかかる?」
「契約期間の途中でやめても大丈夫?」
「解約前に売上や残高を確認したほうがいい?」
Squareの利用をやめる際、このような疑問を持つ方は少なくありません。
結論からいうと、Squareの決済サービスは、基本的に解約金・違約金なしで解約できます。
公式サイトでも、アカウントの作成・維持・解約には手数料がかからず、料金体系について「中途解約」も無料と案内されています。
ただし、「違約金がない=何も確認せずに解約してよい」というわけではありません。
特に注意したいのが、
- Squareアカウントに残高が残っている
- 未入金の売上がある
- 有料サブスクリプションを契約している
- 継続課金を利用している
- 取引履歴や顧客情報を保存しておきたい
- Squareを使っている他のサービスがある
そこで本記事では、Squareを解約する前に確認しておきたいポイントから、具体的な解約方法、データの扱い、サブスクリプションの注意点まで詳しく解説します。
Squareは解約すると違約金がかかる?
まず最も気になる「違約金」について確認しましょう。
結論:Squareの解約に違約金・解約手数料は基本的にかかりません
Square公式の料金案内では、アカウントの作成・維持・解約に手数料はかからないとされています。
また、Squareの手数料に関する公式ヘルプでも「中途解約」は無料と案内されています。
つまり、
「契約期間が残っているから違約金を払わなければならない」
という一般的な定期契約サービスとは異なり、Squareの決済サービスは比較的自由に解約できる仕組みです。
Squareの基本的な料金体系
Squareの決済サービスは、初期費用や月額固定費が0円から利用でき、基本的には決済が発生した際に決済手数料が発生する仕組みです。
公式サイトでは、隠れた費用や解約金・違約金はないと案内されています。
| 項目 | Squareの基本的な考え方 |
|---|---|
| アカウント作成 | 無料 |
| アカウント維持 | 無料 |
| 解約 | 無料 |
| 中途解約 | 無料 |
| 振込手数料 | 無料 |
| 決済手数料 | 決済発生時に必要 |
| 有料プラン | 利用している場合は別途料金 |
ただし、Squareには決済サービス以外にも有料のサブスクリプションがあります。
そのため、「Squareの解約」といっても、決済アカウントそのものを無効化するのか、有料サービスだけをキャンセルするのかを分けて考えることが重要です。
Squareの解約で「違約金」と間違えやすい費用
Squareを解約するときに注意したいのは、違約金そのものよりも「解約後にも発生する可能性がある費用」です。
代表的なのが、有料サブスクリプションです。
- Square 予約
- Square リテールPOSレジ
- Square 請求書
- Square レストランPOSレジ
- Square KDS
- Square オンラインビジネス
- Square アクセスプラス
- Square シフト
- Square ロイヤルティ
などの有料サービスが提供されています。
これらを利用している場合は、決済サービスの解約とは別に確認が必要です。
有料サブスクリプションは「解約した瞬間に利用できなくなる」とは限らない
ただし、月の途中でキャンセルした場合でも、キャンセルした月の最終日までは利用でき、翌月から停止となります。
つまり、「8月10日にキャンセルしたから、8月11日から利用できなくなる」とは限りません。この仕組みを理解しておかないと、「解約したのに請求された」と感じる可能性があります。
実際には、解約した月の料金が発生しているケースが考えられるため、解約日と請求サイクルを確認しておきましょう。
Square解約後に再利用できる?
注意したいのが、一度アカウントを無効化した場合です。
再びSquareを利用したい場合は、新規でSquareアカウントを作成する必要があります。
そのため、「今後使う可能性が少しでもある」という場合は、アカウントを完全に無効化する前に、有料サービスだけキャンセルする方法も検討するとよいでしょう。
Squareの端末は解約したらどうなる?
Squareの解約を考える際、Square リーダーなどの決済端末についても気になるところです。
ここでは、端末を購入したのか、その他の契約条件があるのかなど、自分の利用状況を確認することが重要です。
特に、
- 購入した端末
- キャンペーンなどで入手した端末
- 他社経由で契約したサービス
- 個別契約・カスタム料金
などの場合は、通常のSquareアカウント解約とは条件が異なる可能性があります。
「標準料金で利用しているのか」「個別契約があるのか」を確認してから解約するのが安全です。
Squareを解約すると売上金はどうなる?
「解約したら、まだ受け取っていない売上金はどうなるの?」という点も重要です。
Squareの一般利用規約では、契約終了前に発生した手数料やその他の支払義務が、契約終了によって自動的に免除されるわけではないとされています。
そのため、解約前に、
- 未入金の売上
- 払い戻し
- チャージバック
- 未払い料金
- その他の債務
などを確認しておく必要があります。「解約=すべての金銭関係がその場で終了」という意味ではありません。
Squareの「サブスク解約」と「アカウント解約」は違う
ここは特に混同しやすいポイントです。
Squareには、
- 有料サービスを解約する
- Squareアカウントそのものを無効化する
ことがあります。
有料サービスだけ解約する場合
Square予約やSquareレストランPOSレジなど、特定の有料サービスだけを停止できます。
この場合、Squareアカウント自体を残して、無料で利用できる機能を引き続き使うこともできます。
Square公式サイトでは、有料サブスクリプションを無料版へダウングレードできる場合もあると案内しています。
アカウントそのものを解約する場合
Squareそのものを今後使わない場合は、アカウントの無効化を行います。
ただし、無効化すると、
- 支払い履歴
- アカウント情報
- スタッフ情報
などにアクセスできなくなるため、必要な情報を事前に保存しておくことが重要です。
Squareを解約する前に確認すべき7つのポイント
ここからが重要です。
Squareを解約する際は、違約金の有無だけではなく、次の7項目を確認しておくと安心です。
1.Squareアカウントの残高を確認する
まず確認したいのがSquareアカウントの残高です。
解約前に、
- 未入金の売上
- 払い戻し予定額
- 保留されている資金
- その他の残高
などがないか確認しましょう。
特に直近で決済を受け付けた場合は、売上金がまだ振り込まれていない可能性があります。解約を急ぐのではなく、最後の売上が正常に入金されているか確認してから手続きを進めることをおすすめします。
2.未処理の払い戻しがないか確認する
Squareを利用している店舗では、解約直前に返品・キャンセルが発生することもあります。
Squareでは、取引日から一定期間内であれば払い戻し処理が可能です。通常のSquare決済では、取引日から1年以内が払い戻し可能期間と案内されています。
そのため、解約前に、
- 返品予定の商品
- キャンセル予定の注文
- 返金を求められている取引
- 未処理の払い戻し
がないか確認しておきましょう。
「アカウントを閉じれば過去の取引に関する対応もすべて終わる」と考えるのは危険です。
3.取引履歴や顧客情報を保存する
Squareアカウントを完全に無効化する場合は、データの扱いにも注意が必要です。
Square公式サイトでは、アカウントを無効化する前に、
- 取引履歴
- 商品ライブラリ
- 顧客リスト
など、
なぜなら、一度無効化すると元に戻せないから
Square公式サイトによると、アカウントを無効化すると再度有効化することはできません。
Squareを再び利用する場合は、新しいSquareアカウントを作成する必要があります。
そのため、とりあえずアカウントを閉じて、必要になったら元に戻そうという考え方は避けたほうがよいでしょう。
4.有料サブスクリプションを確認する
Squareアカウントを解約する場合、利用している有料サービスも確認してください。
Square公式では
ここで、
- 利用中の有料サービス
- 月額料金
- 次回請求
- 無料トライアル
- サービスの契約状況
などを確認します。
不要なサービスが残っている場合は、キャンセルしておきましょう。
5.継続課金を利用していないか確認する
意外と見落としやすいのが「継続課金」です。
店舗や事業者がSquareを利用して、
- 月額会員
- 定期購入
- 月謝
- 継続サービス
などの請求を行っている場合、Squareを解約する前に契約状況を整理する必要があります。
顧客側の継続課金が残ったままSquareを解約すると、サービス提供そのものに影響する可能性があります。
解約前に、
- 継続課金の契約者を確認
- 今後の請求予定を確認
- 必要に応じて顧客へ案内
- 継続課金を停止
- 別の決済サービスへの移行
という流れで整理しましょう。
6.Squareを連携しているサービスを確認する
SquareはPOSレジだけで利用するとは限りません。
例えば、
- ECサイト
- 会計ソフト
- 予約サービス
- 顧客管理システム
- 外部アプリ
- オンラインショップ
などと連携しているケースがあります。
Squareを解約すると、こうした連携にも影響が出る可能性があります。
「Squareだけ解約すれば終わり」と考えず、Squareを決済手段として登録しているサービスを一覧にすることをおすすめします。
7.代替サービスを先に準備する
Squareから別の決済サービスへ乗り換える場合、旧サービスを先に解約するのはおすすめできません。
Square公式サイトも決済代行サービスの乗り換えについて、新しいサービスの審査や端末準備が完了してから旧サービスを解約することを推奨しています。
特に店舗の場合、
Squareを解約した
↓
新しい決済端末がまだ届いていない
↓
カード決済ができない
という状態になると、販売機会を失う可能性があります。
したがって、
という順番がおすすめです。

Squareのアカウントを完全に解約する方法
Squareアカウントそのものを無効化する場合は、Squareデータから手続きを行います。
公式の手順は以下です。
Squareデータへログインします。
「設定」から、アカウントと設定 → 加盟店さまの事業 → 詳細へ進みます。
「アカウントを無効化」を選択します。
表示される案内に従って、無効化の理由を選択します。
Squareアカウントのパスワードを入力して確認します。2段階認証を設定している場合は、認証コードなどによる本人確認が必要になります。
解約までの期間について
Squareを解約した場合どれくらいの日数がかかるの?という疑問を持つ方もおられますが、基本、即日に解約となります。
ですので解約となれば、決済はもちろんこと、データー等の確認もできませんので、事前に確認をしておきましょう。
本体の返却について
他社で解約する場合、通常本体自体を必ず返却しなければなりませんが、Squareの場合、事前に購入しているということもあり、返却する必要がございません。
お店側で処分することにはなりますが、返却ご希望のお店の方は、Squareでも回収はしていただけます。その際はSquareサポートに回収依頼をお願いしましょう。
Square解約前にやるべきことチェックリスト
解約手続きをする前に、次の項目を確認しましょう。
- Squareの残高を確認する
- 未入金の売上を確認する
- 払い戻し予定の取引を確認する
- チャージバックなどの対応状況を確認する
- 取引履歴を保存する
- 商品データを保存する
- 顧客リストを保存する
- 有料サブスクリプションを確認する
- 継続課金を確認する
- 外部サービスとの連携を確認する
- 新しい決済サービスを準備する
- スタッフに決済方法変更を共有する
- 最後にSquareアカウントを無効化する
特に、データ保存はアカウント無効化前に行うことが重要です。
Squareを解約するおすすめのタイミング
基本的には、営業への影響が少ないタイミングで解約するのがおすすめです。
店舗営業中の場合
月末や繁忙期ではなく、新しい決済サービスが問題なく使えることを確認してから解約します。
ECサイトの場合
新しい決済手段への切り替えが完了し、実際にテスト注文まで確認してからSquareを停止します。
個人事業主の場合
最後のSquare決済・入金・返金対応が完了してからアカウントを無効化するのが安全です。
Squareを解約する前に「本当に解約が必要か」を考える
Squareは、決済を利用しない状態でもアカウント維持費がかからないと案内されています。
そのため、「しばらくSquareを使わない」というだけであれば、必ずしもアカウントそのものを削除する必要はありません。
一方、
- 今後Squareを一切利用しない
- 店舗を閉店する
- 決済サービスを完全に変更する
という場合は、アカウントの無効化を検討できます。
ここで大切なのは、休止したいのか、完全に解約したいのかを明確にすることです。
Squareの解約でよくある失敗
失敗1:違約金が怖くて解約できない
Squareの標準的な決済サービスでは、中途解約は無料です。
違約金を心配するより、現在利用している有料サービスや個別契約の有無を確認しましょう。
失敗2:データを保存せずアカウントを閉じる
これは特に注意が必要です。
アカウントを無効化すると再有効化できないため、必要なデータは事前にエクスポートしましょう。
失敗3:サブスクの解約を忘れる
決済アカウントを使わなくなっても、有料サブスクリプションの状況は必ず確認しましょう。
失敗4:新しい決済サービスより先にSquareを解約する
新サービスの審査・端末準備が終わっていないと、決済できない期間が発生する可能性があります。

失敗5:未入金・返金対応を確認しない
解約前に最後の売上や返金対応を確認しておくと、後から慌てずに済みます。
Square解約に関するよくある質問
Q1.Squareを解約すると違約金はいくらですか?
基本的に0円です。
Square公式サイトでは、アカウントの解約手数料がかからず、中途解約も無料と案内されています。
ただし、利用中の有料サブスクリプションや個別契約がある場合は、契約内容を確認してください。
Q2.契約期間の途中でも解約できますか?
はい。Squareの決済サービスでは中途解約が可能です。
ただし、有料サブスクリプションについては、解約した月の月末まで利用できるサービスがあります。
Q3.解約したらすぐ使えなくなりますか?
アカウントそのものを無効化する場合と、サブスクリプションだけをキャンセルする場合で異なります。
特に有料サブスクリプションは、キャンセル後も当月末まで利用できる場合があります。
Q4.Squareの解約後に再登録できますか?
アカウントを無効化した場合、同じアカウントを再度有効化することはできません。
再利用する場合は、新しいSquareアカウントを作成する必要があります。
Q5.Squareを解約する前にデータを保存できますか?
はい。Square公式サイトでは、アカウント無効化前に取引履歴、商品ライブラリ、顧客リストなど必要なデータをエクスポートするよう案内しています。
Q6.Squareを使っていない期間も料金がかかりますか?
Squareの基本的なアカウント維持には料金がかかりません。
ただし、有料サブスクリプションを契約している場合は別途料金が発生する可能性があります。
30日間の返金保証について
Squareでは、ご利用する端末によっては高額な買い物となるため、Squareでは、30日間の返金保証を開催中です。
操作が難しく想定していたものと違った等などがあれば、開封後でも返品を受け付けていただけます。
お店でキャッシュレス決済とPOSレジの導入のお考えの方は、30日間の返金保証を上手く利用し、この機会に一度体験して見てください。
まずはSquareアカウント作成から始めよう

Squareを導入するにあたり、アカウントを作成することから始まります。アカウントを作成するにあたり、費用は発生しません。作成時間5分とサクッと終わります。
まずは、公式サイトからアカウント作成から始めて見てください。

キャンペーン情報について
Squareでは、決済端末がお得に購入ができるキャンペーンを開催している場合がございます。
最新のキャンペーン情報に関しては、別記事で解説しておりますので、ご検討しているお店の方は一度確認することおすすめします。

まとめ:Squareは基本的に違約金なし。ただし「解約前の確認」が重要
Square公式サイトでも、アカウントの作成・維持・解約は無料で、中途解約にも料金はかからないと案内されています。
ただし、安心して解約するためには、違約金だけでなく次のポイントを確認しておくことが大切です。
Square解約前の重要ポイント
- 残高・未入金の売上を確認する
- 払い戻しやチャージバックを確認する
- 取引履歴・顧客情報などを保存する
- 有料サブスクリプションを確認する
- 継続課金を停止・整理する
- 外部サービスとの連携を確認する
- 新しい決済サービスを先に準備する
- 必要なデータを保存してからアカウントを無効化する
特に重要なのは、「Squareの決済サービスを解約すること」と「Squareアカウントそのものを無効化すること」は別だという点です。
「しばらく使わないだけ」なら有料サービスの停止だけで十分な場合もあります。
一方で、店舗閉店や決済サービスの完全な乗り換えなど、今後Squareを利用する予定がないのであれば、必要なデータを保存したうえでアカウントの無効化を検討するとよいでしょう。
なお、Squareの公式料金・利用規約・解約仕様は変更される可能性があります。解約直前には、最新の公式情報も確認することをおすすめします。
