「Airペイ(エアペイ)を導入したいけれど、実際の使い方がよくわからない」
「レジではどんな操作をするの?」
「決済した後の売上はどうやって確認する?」
キャッシュレス決済を導入したい店舗にとって、サービス選びと同じくらい気になるのが実際の操作方法です。
Airペイは、iPadまたはiPhoneとカードリーダーを使って、クレジットカード・電子マネー・交通系電子マネー・QRコードなどの決済に対応できる店舗向けキャッシュレス決済サービスです。
この記事では、Airペイを初めて使う店舗オーナー・スタッフ向けに、
- Airペイを使うために必要なもの
- 初期設定の流れ
- クレジットカードの決済方法
- 電子マネーの決済方法
- QRコード決済の方法
- 決済後の売上確認
- 取引履歴の確認方法
- 取消・返金の方法
- 売上金の入金について
- 決済できないときの対処法
- Airペイを使うメリット・注意点
まで、店舗で実際に使う場面をイメージしながらわかりやすく解説します。

まず結論:エアペイの基本的な使い方はシンプル
Airペイで店頭決済を行う基本的な流れは、次のとおりです。
- 決済方法を選ぶ
- 金額を入力する
- お客様にカードやスマートフォンなどを操作してもらう
- 決済完了を確認する
- 必要に応じてレシートを渡す
クレジットカードの場合、Airペイアプリのホーム画面から「決済」を選び、「クレジットカード」を選択して金額を入力します。その後、カードリーダーを使って決済を進めます。
QRコード決済の場合も、「決済」から「QRコード」を選択し、金額を入力して決済へ進むという流れです。
つまり、初めての方が覚えるべき基本操作はそれほど多くありません。
エアペイとは?店舗で何ができる?
Airペイは、株式会社リクルートが提供する店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。
クレジットカードだけでなく、電子マネー、交通系電子マネー、QRコード決済など幅広い決済方法に対応しています。公式サイトでは92種の決済ブランドへの対応が案内されています。
対応可能な決済方法には、たとえば以下があります。
クレジットカード・カード系
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
- UnionPay(銀聯)
電子マネー・交通系電子マネー
- Apple Pay
- iD
- QUICPay
- 楽天Edy
- Suica
- PASMO
- ICOCA
- Kitaca
- TOICA
- manaca
- SUGOCA
- nimoca
- はやかけん
QRコード決済
- COIN+
- d払い
- PayPay
- au PAY
- 楽天ペイ
- J-Coin Pay
- Smart Code
- WeChat Pay
- UnionPay(銀聯)
- Alipay
対応ブランドや利用条件は変更される場合があるため、導入時には公式サイトで最新情報を確認しましょう。
エアペイを使うために必要なもの
Airペイを利用する場合、基本的にはiPadまたはiPhoneとカードリーダーを用意します。
公式FAQでは、Airペイの利用に必要なものとして、iPadまたはiPhone、カードリーダー、AirIDまたは登録メールアドレスとパスワード、ネットワーク環境などが案内されています。
| 必要なもの | 必要性 | 用途 |
|---|---|---|
| iPadまたはiPhone | 必須 | Airペイアプリを操作 |
| カードリーダー | Airペイで必要 | カード・電子マネーなどの決済 |
| ネットワーク環境 | 必須 | 決済・通信 |
| AirID・パスワード | 必須 | ログイン |
| レシートプリンター | 任意 | 紙のレシートを発行 |
| パソコン | 任意 | 管理画面・CSVデータ確認など |
カードリーダーは審査完了後に届けられます。また、カードリーダーの電源アダプタは付属していないため、別途用意が必要です。
なお、Android端末ではAirペイのアプリを利用できません。
エアペイの初期設定方法(動画編)
導入後にいきなりお客様の決済をするのではなく、最初に初期設定を行います。
基本的な流れは以下のとおりです。
STEP1:iPadまたはiPhoneを準備する
対応するiPadまたはiPhoneを用意します。
Airペイでは、初回ログインしたiPadまたはiPhoneが決済端末として登録される仕組みになっています。
そのため、店舗で使用する端末を決めてから初期設定を行うことが大切です。登録後に別の端末へ変更・追加する場合は、所定の依頼手続きが必要になります。
STEP2:Airペイアプリをインストールする
App StoreからAirペイアプリをインストールします。
その後、申込み時に使用したAirIDなどでログインします。
STEP3:カードリーダーを接続する
カードリーダーとiPadまたはiPhoneを接続します。
タッチパネル式カードリーダーの場合は、Bluetooth接続などの初期設定を行います。公式の初期設定では、カードリーダーのアップデートにWi-Fi環境が必要とされています。
STEP4:レシートなどの設定をする
必要に応じてレシートプリンターなどを設定します。
紙のレシートが必要な店舗では、対応プリンターを別途用意できます。レシートを印刷せず、メール送信などで対応する方法もあります。
【実践編】エアペイでクレジットカード決済する方法(動画編)
ここからは、店舗スタッフが実際に行う操作を見ていきましょう。
たとえば、お客様のお会計が「5,000円」だった場合です。
①Airペイアプリを開く
Airペイアプリにログインし、ホーム画面を表示します。
②「決済」をタップ
ホーム画面から「決済」を選択します。
③「クレジットカード」を選択
決済方法から「クレジットカード」を選びます。
④金額を入力
今回のお会計が5,000円なら、5,000円を入力します。
⑤決済へ進む
画面の案内に従って決済を進めます。
⑥お客様にカードを操作してもらう
カードの種類や決済方法に応じて、カードを挿入・タッチするなどの操作を行います。
⑦決済完了を確認
Airペイアプリ側で決済が正常に完了したことを確認します。
これで基本的なクレジットカード決済は完了です。
公式FAQでも、決済前にはアプリへのログイン、カードリーダーの充電状態、ディスプレイ表示、iPadまたはiPhoneの音量などを確認するよう案内されています。
電子マネー・交通系電子マネーの使い方
電子マネーを利用する場合も、基本的にはAirペイアプリから決済方法を選択して進めます。
たとえば交通系電子マネーなら、
というイメージです。
店舗スタッフが複雑な金額計算をする必要がないため、現金会計に慣れていれば比較的スムーズに導入できます。
ただし、電子マネーなどを利用する場合は通信環境が重要です。Airペイでは安定した固定回線によるWi-Fi環境が推奨されています。
QRコード決済の使い方
PayPayなどのQRコード決済にも対応できます。
基本操作は、
という流れです。
QRコードはiPadまたはiPhoneの内蔵カメラや、対応するQRコードリーダーなどで読み取ることができます。
エアペイの売上を確認する方法
- 今日いくら売れた?
- クレジットカードでいくら決済した?
- 昨日の取引を確認したい
というときに使うのが、Airペイの「履歴」や「売上集計」です。
Airペイアプリのホーム画面には、「履歴」と「売上集計」が用意されています。
「履歴」では取引履歴を確認でき、決済完了した取引の取消処理なども行えます。
「売上集計」では、指定した期間の売上合計金額や決済方法ごとの合計金額を確認できます。
たとえばこんな確認ができます
| 確認したいこと | 確認する場所 |
|---|---|
| 今日の売上 | 売上集計 |
| クレジットカードの売上 | 売上集計 |
| 特定の取引 | 履歴 |
| 過去の決済 | 履歴 |
| 決済の取消 | 履歴 |
| 振込・入金関連 | 管理画面など |
「売上」と「入金」は同じものではない点には注意しましょう。
売上が入金されるタイミングは?
キャッシュレス決済を導入する際は、「売上がいつ口座に入るのか」も重要です。
Airペイでは振込手数料がかからず、登録した金融機関口座へ売上が振り込まれます。ただし、ゆうちょ銀行は利用できないと案内されています。
振込回数は金融機関によって異なります。
公式サイトでは、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の場合は最大月6回、それ以外の銀行は月3回と案内されています。
「決済したら、その場ですぐ銀行口座に入る」という仕組みではないため、店舗の資金繰りを考える際には入金サイクルも確認しておきましょう。

エアペイで決済を取り消す・返金する方法
会計金額を間違えた場合や、お客様から返品・キャンセルの申し出があった場合は、取引の取消・修正が必要になることがあります。
Airペイアプリでは、決済済みの取引について取消・修正を行う機能が用意されています。公式FAQでも「取引履歴」から決済完了取引の取消処理ができると案内されています。
ここで大切なのは、現金会計の返金とキャッシュレス決済の取消は同じ感覚で処理しないことです。
特に、
- 金額を間違えた
- 二重決済してしまった
- 商品を返品された
- 別の決済方法でやり直したい
などの場合は、取引内容を確認してから処理しましょう。
エアペイが使えない・決済できないときの対処法
店舗で一番困るのが「決済できない」ケースです。
代表的な原因として、
- インターネット接続が不安定
- カードリーダーが接続されていない
- カードリーダーの充電不足
- アプリ側の問題
- カード側の問題
- 対応していない決済方法
- エラーコードが表示されている
などがあります。
Airペイ公式FAQには、「ご利用いただけません」「読み取りできません」「通信できません」「カードリーダーに接続できません」など、複数のエラーに対する対処方法が掲載されています。
まず確認したい5項目
- iPad・iPhoneがインターネットにつながっているか
- カードリーダーの電源・充電状態を確認する
- Bluetoothなどの接続状態を確認する
- Airペイアプリを確認する
- 表示されたエラーコードを確認する
特に店舗営業中は、焦って何度も決済を繰り返すのではなく、すでに決済が成立していないかを確認してから再操作することが重要です。
エアペイの料金は?導入前に知っておきたい費用
Airペイを検討する際に気になるのが料金です。
公式サイトでは、Airペイについて初期費用・月額固定費・振込手数料が0円と案内されています。別途、iPadまたはiPhoneを用意する必要があります。
決済手数料は決済方法によって異なり、公式サイトでは0.99%~3.24%と案内されています。
また、現在は対象ブランドのカード決済手数料を2.48%とする「決済手数料ディスカウントプログラム」も案内されています。
ただし、対象ブランドや適用条件、審査などがあるため、申し込み時点の公式情報を確認する必要があります。
と考えるとわかりやすいでしょう。
エアペイを使うメリット
ここまでの内容を踏まえると、Airペイには次のようなメリットがあります。
1.複数の決済方法をまとめやすい
クレジットカード、電子マネー、交通系電子マネー、QRコードなど幅広い決済方法に対応できます。
「クレジットカードはA社、QRコードはB社……」と決済サービスをいくつも用意する必要性を減らせるのが魅力です。
2.iPad・iPhoneを活用できる
専用の大型POSレジを新しく導入するのではなく、iPadまたはiPhoneとカードリーダーを中心に運用できます。
小規模店舗や個人店でも検討しやすいポイントです。
3.月額固定費・振込手数料が0円
公式サイトでは月額固定費と振込手数料が0円と案内されています。
キャッシュレス決済の利用頻度が少ない店舗でも、固定費を抑えながら導入しやすいでしょう。
4.売上や取引を確認できる
決済するだけではなく、取引履歴や売上集計を確認できます。
エアペイを使うときの注意点
一方で、導入前に知っておきたいポイントもあります。
Androidスマートフォンでは利用できない
AirペイアプリはAndroidには対応していません。基本的にiPadまたはiPhoneが必要です。
通信環境を整えておく必要がある
決済を安定して行うため、固定回線によるWi-Fi環境が推奨されています。
特にカードリーダーのアップデートにはWi-Fi環境が必要です。
登録端末の変更には注意
初回ログインしたiPadまたはiPhoneが決済端末として登録されるため、「とりあえず自分のiPhoneでログインして、後から店舗のiPadに変えよう」といった使い方は避けたほうが安心です。
紙のレシートが必要ならプリンターが必要
レシートを紙で渡したい場合は、対応するレシートプリンターを用意する必要があります。
エアペイはこんなお店におすすめ
Airペイは、特に次のような店舗と相性がよいでしょう。
- キャッシュレス決済をこれから導入したい
- クレジットカードだけでなくQR決済にも対応したい
- 小規模店舗でできるだけシンプルに始めたい
- 月額固定費を抑えたい
- iPadやiPhoneをすでに持っている
- キャッシュレス決済の売上を管理したい
- 訪日外国人のお客様にも対応したい
反対に、Android端末だけで店舗運営したい場合や、非常に複雑なPOS管理を1つのシステムですべて完結させたい場合は、ほかのサービスも比較して検討するとよいでしょう。
エアペイとAirレジを一緒に使うとどうなる?
店舗の会計業務をより効率化したいなら、AirペイとAirレジの組み合わせも検討できます。
Airレジは会計・レジ業務を管理するサービスで、Airペイと連携することで、注文入力からキャッシュレス決済までの流れをスムーズにできます。
イメージとしては、
注文・会計をAirレジ
↓
決済をAirペイ
↓
売上を管理
という使い分けです。
「キャッシュレス決済だけ導入したい」のか、「レジ業務そのものも効率化したい」のかによって、必要なサービスは変わります。
エアペイの使い方を覚えるなら「決済→履歴→売上」の3つを押さえよう
初めてAirペイを使う方は、すべての機能を一度に覚える必要はありません。
まずは次の3つを覚えておけば、日常の店舗業務には対応しやすくなります。
①「決済」
お客様から料金を受け取るときに使います。
②「履歴」
「この決済はちゃんと完了した?」
「昨日の取引を確認したい」
というときに使います。
③「売上集計」
「今日いくら売れた?」
「今月のキャッシュレス売上はいくら?」
というときに使います。
この3つを押さえておけば、Airペイ初心者でも基本的な店舗運営を始めやすくなります。
エアペイトレーニングモード(動画編)
Airペイのトレーニングモードとは、本番の売上を発生させずに、実際の決済操作を練習できるため、スタッフの練習用として使用がされております。
ヘルプデスクについて
Airペイの使い方に不安がある場合は、ヘルプデスクに問い合わせましょう。
| 決済サービス(ヘルプデスク) | 0120-39-4861 |
| 営業時間 | 受付時間:9時30分〜23時(年中無休) |
また、Airペイの問い合わせ方法について、詳しく解説した記事もあります。
詳しく知りたい店舗経営者の方は、ぜひこちらも参考にしてください。

よくある質問(FAQ)
Q. エアペイは初心者でも使えますか?
はい。基本的にはAirペイアプリで決済方法と金額を指定し、お客様にカードやスマートフォンを操作してもらう流れです。クレジットカード決済やQRコード決済の操作手順も公式FAQで案内されています。
Q. エアペイには何が必要ですか?
Airペイでは、基本的にiPadまたはiPhone、カードリーダー、ネットワーク環境などが必要です。紙のレシートを発行したい場合は、対応するレシートプリンターも用意します。
Q. Androidスマホでも使えますか?
AirペイアプリはAndroidには対応していません。iPadまたはiPhoneが必要です。
Q. 売上はどこで確認できますか?
Airペイアプリの「履歴」や「売上集計」から確認できます。「履歴」では個別の取引、「売上集計」では指定期間の売上合計や決済方法ごとの合計を確認できます。
Q. 決済できないときはどうすればいいですか?
まず通信環境、カードリーダーの接続・充電状態、アプリの状態を確認し、エラーコードが表示されている場合は公式FAQの該当項目を確認しましょう。
Q. エアペイは月額料金がかかりますか?
公式サイトではAirペイの月額固定費は0円と案内されています。ただし、決済時には決済手数料が発生し、利用する決済方法などによって率が異なります。
Q. エアペイの売上には振込手数料がかかりますか?
公式サイトでは振込手数料は0円と案内されています。ただし、ゆうちょ銀行は利用できないなどの条件があります。
まとめ:エアペイの使い方
Airペイは、iPadまたはiPhoneとカードリーダーを中心に、クレジットカード・電子マネー・交通系電子マネー・QRコードなどのキャッシュレス決済を受け付けられるサービスです。
基本操作は、
決済方法を選ぶ
↓
金額を入力する
↓
お客様にカード・スマートフォンなどを操作してもらう
↓
決済完了を確認する
というシンプルな流れです。
さらに、取引履歴や売上集計を確認できるため、「決済するだけ」で終わらず、店舗の売上管理にも活用できます。
一方で、初期設定時の端末登録やWi-Fi環境、カードリーダーの充電など、事前に確認しておきたいポイントもあります。
「導入したけれど、使い方がわからない」という状態にならないためにも、この記事で紹介した
「準備 → 初期設定 → 決済 → 履歴確認 → 売上確認 → 取消・返金」
の流れを一度確認してから導入すると安心です。

お申込までの流れは、こちらの記事で紹介しています。
>>エアペイ(Airペイ)の申込み方法を徹底解説!初心者のための導入ガイド<<
