SquareでPayPayが使える！もうPayPayの卓上スタンドは不要！？

今までのSquareは、QRコード決済の種類がなく、他の決済代行会社と比べても弱い部分ではありましたが、2022年8月からQRコード決済の中でも一番利用率が高いPayPayがSquareでご利用ができるようになり、非常に使いやすくなった印象を受けます。

では、下記のような疑問をいだきます。

というご質問をよく受けますので、今回はこの点について解説していきたいと思います。

SquareでPayPayをご利用する場合。PayPayを単独で利用場合

SquareでPayPayをご利用する場合と、PayPayを単独でご利用する場合の決済方法はどう違うのかについてまずは解説をしていきます。

PayPayの卓上スタンドでご利用する場合

PayPayを卓上スタンドでご利用する場合、PayPayと直接契約をしなければなりません。その場合、お客様がQRコードをスマートフォンで読み込んで金額を入力し決済する方法です。

SquareでPayPayをご利用する場合

SquareでPayPayをご利用する場合は、お店でお持ちのタブレットやスマートフォンにSquareアプリをインストールするとPayPay（ペイペイ）を選択する箇所があり、それを選択するとアプリ画面上にQRコードが表示されますので、お客様にスマートフォンで読み取っていただき決済する方法となります。

※金額の入力は、お店側のタブレット又はスマートフォンで入力するようになります。

SquareでPayPayをご利用する場合のメリットとは

レジ周りがスッキリ

Squareの場合、タブレットもしくはスマートフォンで決済をするため、レジ横に卓上スタンドやバーコードスキャナを置いておく必要がないために、レジ周りがスッキリとします。

Squareの入金サイクルが早い

PayPayを直接契約でご利用する場合

項目	入金回数	振込手数料	振込利用料
通常	月1回	0円	0円
早期振込サービス	（都度）（自動）	PayPay銀行　　　20円 その他金融機関　220円	0.38％

PayPayを直接契約の場合、基本月1回の入金となり、すぐに売上金が欲しい方は早期振込サービスというシステムもご用意しておりますが、振込手数料が発生します。

SquareでPayPayをご利用する場合

Squareの強みは入金サイクル。他の決済代行会社と比べても圧倒的に入金される頻度が早くお店側では非常に助かる部分でもあります。さらに振込手数料も無料となります。

各銀行	入金回数	振込手数料
三井住友銀行・みずほ銀行	最短翌日	0円
その他銀行	月4回	0円

入金サイクルの速さ、振込手数料が無料という部分に関しては、PayPayを直接契約をするより有利に動きます。

Squareの入金サイクルについての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。

決済代行会社を１つにまとめることが可能

例えば、クレジットカード決済はSquareを利用しPayPayは直接契約をご利用する場合、管理元が２つとなります。

逆にクレジットカード決済はSquareでご利用しPayPayもSquare経由でご利用すれば管理元が１つになるので業務を簡略化でき非常に楽になります。

SquareでPayPayをご利用する場合のデメリットとは

スクエアでペイペイ利用の場合の決済手数料

SquareでPayPayをご利用する場合

PayPay手数料

3.25％

PayPayを直接契約でご利用する場合

決済手数料に関しては2種類があり、プランによって決済手数料が変わります。

決済ブランド	手数料	月額費用
PayPay	1.60％	0円
PayPay（ライトプラン）	1.98％	1,980円

PayPay売上げ	SquareでPayPayをご利用した場合の決済手数料	PayPayを直接契約でご利用した場合の決済手数料	差額
10万	3,250円	2,178円	△1,072円
30万	9,750円	6,534円	△3,216円
50万	16,250円	10,890円	△5,360円
100万	32,500円	21,780円	△10,720円

上記の通り、PayPay売上げが10万であれば、Square経由でPayPayをご利用すると1,072円程高くなりますが、その分【入金サイクルの頻度】【管理が1本化】等を踏まえると仕方ない部分でもございます。

他の決済代行会社との比較

決済代行会社	PayPayの決済手数料
Square	3.25％
Airペイ	3.24％
PAYGATE	3.24％～
stera pack	3.24％

Square以外にPayPayを取り扱っている決済代行会社もたくさんございますが、決済手数料を比較すると0.01％程、Squareが高いとの結果ですが、どこの決済代行会社と比べてもPayPayに関しては、ほぼ横ばいという印象です。

SquareでPayPayを申し込む方法について

Squareデータにログインをし、右上にある【有効化する】をクリックします。

項目を確認し【有効化する】をクリックします。

お店の外観・内観写真をアップロードをし、右上【完了】をクリックし、PayPayの申し込み作業は完了です。

先程申し込み前は【有効化】になっていた箇所が【保留中】の変わっていればOKです。

有効化する	申込前の段階。申し込みされていない加盟店様に表示されます
保留中	申し込み済み
承認済み	PayPayの審査に通過した際の表示。この表示になれば、PayPayの利用が可能
非承認	PayPayのの審査が通過しなかった表示。PayPayの利用が不可

申し込みが完了した時点で下記のようなメールが届きます。

PayPayの審査結果に関しては、Squareデータでも確認は可能ですが、メールの方へ通知が来ますので、そちらからも確認ができます。

キャンペーン情報について

Squareの最新キャンペーン情報についての詳細は、別記事で解説しておりますので、参考にして見てください。

まとめ

項目	SquareでPayPayを利用	PayPayを直接契約をし利用
手数料	3.25％（税込み）	1.60％（税抜き） 1.98％（税抜き）
管理元	１つ	２つ

やはり現場を回っていると、いろんなお店があり、オーナー様によって正直意見が分かれます。

少しでも決済手数料を抑えたいというお店の方は、管理の手間が増えても、2社を利用し上手く併用で使い分けているお店も見かけます。

逆に決済手数料が多少高くても、管理自体は1つにまとめておきたいので、SquareでPayPayをご利用しているところもあり、どっちがいいのかは、お店によってさまざまです。

個人的な意見として、

PayPayの利用率が少ないお店の場合は、SquareでPayPayをご利用した方が管理が非常に楽になるのでおすすめです。

逆にPayPayの売上がある程度見込めるお店に関しては、PayPayと直接契約をし単独でご利用する方が、圧倒的に決済手数料が低いのでおすすめです。