
- PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)の導入を検討しているけれど、実際に毎月いくらかかるの?
- 月額1,980円と書いてあるけれど、決済手数料や電子マネーの費用を含めると高くならない?
- あとから追加料金が発生する隠れたコストはない?
キャッシュレス決済端末を導入するとき、こうした疑問を持つ店舗オーナーは少なくありません。
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済などを1台で扱えるマルチ決済端末です。
公式サイトでは、中小事業者限定プランとして初期費用0円、月額利用料1,980円〜が案内されていますしかし、店舗が実際に負担するコストは月額1,980円だけではありません。
重要なのは、月額固定費+決済手数料+オプション費用+契約条件をまとめて考えることです。
この記事では、PayCAS Mobileの手数料・月額料金・電子マネー料金・初期費用・振込手数料・解約時の注意点まで整理し、さらに売上規模別に結局、毎月いくらかかるのかをシミュレーションします。
PayCAS Mobileの手数料を導入前に全部把握したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)手数料を先に結論!月額1,980円だけでは判断できない
まず、PayCAS Mobileの料金を大きく分けると、次のようになります。
| 費用項目 | 中小事業者限定プランの例 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額利用料 | 1,980円〜 |
| 電子マネー利用料 | +1,020円/台 |
| 決済手数料 | 決済ブランド・契約条件により異なる |
| 振込手数料 | 無料 |
| 通信費 | 月額利用料に含まれる |
| 解約時 | 契約条件によって違約金が発生する場合あり |
公式サイトでは、中小事業者限定プランについて初期費用0円、月額利用料1,980円〜と案内されています。また、電子マネーを利用する場合は1台あたり月額1,020円が別途必要です。
ここで見落としたくないのが決済手数料です。
月額1,980円は売上に関係なく発生する固定費であり、カードやQRコードなどで決済するたびに発生する手数料とは別物です。
つまり、店舗の実質的な月額コストは、1,980円+電子マネー利用料+決済手数料と考える必要があります。
PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)手数料は3種類に分けて考える
PayCAS Mobileの料金を理解するときは、手数料という言葉を一括りにしないことがポイントです。店舗側から見ると、主に次の3つに分けて考えると分かりやすくなります。
1.月額固定費
端末を利用するために毎月発生する費用です中小事業者限定プランでは月額1,980円〜となっています。通信費も月額費用に含まれる案内になっています。
2.決済手数料
お客様がクレジットカードやQRコードなどで支払った金額に応じて発生する費用です。
たとえば月間キャッシュレス売上が100万円で、決済手数料が2.8%なら、
100万円×2.8%=28,000円が決済手数料になります。
3.オプション・契約関連費用
代表的なのが電子マネー利用料です。
電子マネーを利用する場合、1台あたり月額1,020円が別途かかると案内されています。この3つを分けて考えることが、PayCAS Mobileの料金を正しく比較するポイントです。
PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)決済手数料はいくら?
ここがペイキャスモバイル 手数料で検索する人が最も知りたい部分でしょう。PayCAS Mobileの決済手数料は、すべての決済方法が一律ではありません。
PayPay経由の特別セットプランでは、一般料率として以下の料金が掲載されています。
| 決済方法 | 決済手数料の例 |
|---|---|
| Visa / Mastercard | 2.80% |
| JCB / AMEX / Diners Club / Discover | 3.24% |
| 銀聯 | 3.24% |
| PayPay | 2.80% |
| au PAY・d払い・メルペイ・楽天ペイ・J-Coin Pay | 2.95% |
| Alipay+・WeChat Pay・銀聯QR・JKOPAY | 3.24% |
さらに、中小事業者限定プランでは条件を満たす場合、Visa/Mastercardの年間決済総額などに応じて優遇された料率が適用されます。
公式サイトでは、JCB・AMEX・Diners Club・DISCOVERは2.48%、銀聯カードは3.24%と案内されています。
そのため、PayCAS Mobileの決済手数料は何%?と一つの数字だけで判断するのは適切ではありません。実際には、
- どの決済ブランドを使うか
- 中小事業者限定プランの対象になるか
- 年間決済額はいくらか
- どの申込経路を利用するか
によって変わる可能性があります。
月額1,980円より重要?決済手数料率を確認する理由
たとえば、月間キャッシュレス売上が100万円の店舗で、
- 手数料率2.80%
- 手数料率3.24%
を比較すると、
| 2.80%の場合 | 28,000円 |
| 3.24%の場合 | 32,400円 |
| 月の差額 | 4,400円 |
| 年間の差額 | 52,800円 |
月の差額は、4,400円/月です。年間にすると、52,800円の差となります。
つまり、PayCAS Mobileを比較するときは、月額料金が何百円安いかだけを見るのではなく、自店のキャッシュレス売上なら、年間で決済手数料はいくらになるかを見ることが重要です。
これが、PayCAS Mobileの料金を考えるときの大きなポイントです。
電子マネーを使う場合は月額+1,020円
PayCAS Mobileで電子マネーを利用する場合、1台あたり月額1,020円が別途かかると案内されています。したがって、
クレジットカード・QR中心
| 月額費用 | 1,980円〜 |
電子マネーも利用
| 月額費用 | 1,980円+1,020円=3,000円〜 |
という考え方になります。もちろん、ここに決済手数料が加わります。
たとえば月間キャッシュレス売上100万円、決済手数料を2.80%として電子マネーオプションも利用した場合、月額固定費3,000円+決済手数料28,000円=31,000円という計算になります。
※実際には決済ブランドごとの料率や契約条件によって異なります。
隠れたコストとして確認したい4つのポイント
PayCAS Mobileには、公式に明示されていない費用が後から突然請求される、という意味での隠れた手数料があると断定するべきではありません。
むしろ重要なのは、料金表だけでは見落としやすい契約条件を確認することです。
ここでは、導入前にチェックしておきたいポイントを4つ紹介します。
1.電子マネーを使うなら+1,020円
電子マネーを使う店舗は、1,980円+1,020円=3,000円/月を一つの目安として考えましょう。
キャッシュレス決済全部込みで1,980円と考えてしまうと、実際の固定費にズレが生じます。
2.4年以内の解約には注意
中小事業者限定プランでは、公式サイトに出荷日から4年以内に解約する場合は違約金が発生する旨が記載されています。
これは月額料金とは別に、導入前に必ず確認しておきたいポイントです。とりあえず導入して、合わなければすぐ解約という考え方ではなく、最低でも契約期間・解約条件を確認してから申し込むことが大切です。
3.中小事業者向けプランには条件がある
月額1,980円〜の中小事業者限定プランは、誰でも無条件に利用できるわけではありません。
- 中小企業庁が定める中小企業の定義に該当する
- 上場企業・大企業の関連会社などに該当しない
- Visa/Mastercardの年間決済総額が2,500万円未満
などの条件が案内されています。
また、旅行代理店、宿泊施設、運輸、不動産、百貨店、たばこ店、企業間取引など、一部対象外となる業種もあります。
そのため、月額1,980円だから自店も必ず1,980円とは考えず、対象条件を確認しましょう。
4.売上が増えると適用条件にも注意
中小事業者限定プランでは、Visa/Mastercardの年間決済総額が2,500万円未満という条件があります。
公式サイトでは、判定月の前月から12か月分の決済総額が2,500万円以上となった場合、対象外となり一般料率に戻る旨が説明されています。
これは、キャッシュレス決済の利用が増えている店舗ほど注意したいポイントです。
導入時の料金だけでなく、売上が成長した場合も同じ料金条件なのか?まで確認しておくと、後から料金が変わるリスクを把握しやすくなります。
初期費用0円でも完全無料ではない
PayCAS Mobileの中小事業者限定プランでは、初期費用が0円と案内されています。
これは導入時の大きなメリットですが、初期費用0円=利用料0円ではありません。
毎月の月額料金に加えて、実際に決済を利用すれば決済手数料が発生します。
したがって、店舗側が見るべきなのは、導入時にいくらかかるかだけではなく、1年間使った場合に総額いくらになるかです。
振込手数料は?PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)入金にも注目
キャッシュレス決済では、決済手数料だけでなく売上を銀行口座に振り込む際の手数料も気になるところです。
PayCAS Mobileでは、売上振込手数料は無料と案内されています。
また、PayPay経由のPayCAS Mobile特別セットプランについても、振込手数料無料と案内されています。
店舗側にとっては、決済手数料だけでなく、決済→精算→銀行口座への入金までに追加コストがあるかを確認することが重要です。
PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)1台でまとめられることもコストとして考える
PayCAS Mobileの料金を考える際、単純な手数料率だけでは見えにくいメリットがあります。
PayCAS Mobileは、1台でクレジットカード・電子マネー・QR決済に対応でき、プリンターも内蔵しています。
さらに、SIMを搭載しているため、Wi-Fiや有線LANがない場所でも決済できるとされています。これは店舗によっては、
- 決済端末
- レシートプリンター
- 通信環境
- 複数の決済機器
を個別に用意する必要を減らせる可能性があります。
つまり、PayCAS Mobileの費用を比較するときは、決済手数料だけで最安か?ではなく、必要な機器や通信環境まで含めて、店舗全体のコストはいくらか?という視点も重要です。
PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)年間コストをシミュレーション
ここまでの内容を、店舗目線でまとめてみましょう。
月間キャッシュレス売上30万円の場合
決済手数料2.80%と仮定
| 決済手数料 | 8,400円 |
| 月額利用料 | 1,980円 |
| 合計 | 10,380円/月 |
| 年間 | 124,560円 |
月間キャッシュレス売上100万円の場合
決済手数料2.80%と仮定
| 決済手数料 | 28,000円 |
| 月額利用料 | 1,980円 |
| 合計 | 29,980円/月 |
| 年間 | 359,760円 |
月間キャッシュレス売上300万円の場合
決済手数料2.80%と仮定
| 決済手数料 | 84,000円 |
| 月額利用料 | 1,980円 |
| 合計 | 85,980円/月 |
| 年間 | 1,031,760円 |
PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)料金で本当に見るべき数字は何?
ここまで読むと、PayCAS Mobileの料金を判断するときに見るべき数字が変わってきます。単純に、月額1,980円だけを見るのではありません。見るべきなのは、下記5つです。
①月額固定費
1,980円〜
②電子マネーを使うか
+1,020円/台
③自店のキャッシュレス売上
月30万円なのか、100万円なのか、300万円なのか
④適用される決済手数料率
決済ブランドごとに確認
⑤契約期間・解約条件
4年以内の解約に関する条件などを確認
月額1,980円は安い?高い?ではなく、店舗の売上で判断しよう
PayCAS Mobileを検討するとき、
- 1,980円は安い?
- 3%前後の手数料は高い?
と単純に判断するだけでは、自店に合うかどうかは分かりません。なぜなら、決済端末のコストは、固定費+変動費だからです。
たとえば、月間キャッシュレス売上が30万円の店舗と300万円の店舗では、同じ決済手数料率でも負担額が大きく違います。
だからこそ、手数料率ではなく自店の月間売上から計算した実額で比較することが大切です。
PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)手数料を比較するときのチェックリスト
他社のキャッシュレス決済端末と比較する場合は、次の項目を表にして確認すると分かりやすくなります。
| 比較項目 | 確認すること |
|---|---|
| 初期費用 | 端末代・セットアップ費用 |
| 月額費用 | 毎月固定で発生する金額 |
| 通信費 | 月額料金に含まれるか |
| 決済手数料 | ブランド別の料率 |
| 電子マネー | オプション料金の有無 |
| QR決済 | 対応ブランドと手数料 |
| 振込手数料 | 売上入金時の費用 |
| 入金サイクル | 月何回入金されるか |
| 契約期間 | 最低利用期間 |
| 解約費用 | 違約金の有無 |
| 端末保証 | 保証期間・条件 |
| レシート | プリンター内蔵か |
| 通信環境 | Wi-Fiが必要か |
この表を作ってから比較すれば、月額料金だけ安いサービスを選んでしまうリスクを減らせます。
PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)料金に関するよくある質問
Q. PayCAS Mobileは月額1,980円だけで利用できますか?
中小事業者限定プランでは月額利用料1,980円〜とされていますが、決済手数料は別途発生します。また、電子マネーを利用する場合は1台あたり月額1,020円が別途必要です。
Q. PayCAS Mobileの初期費用はいくらですか?
中小事業者限定プランでは、初期費用0円と案内されています。
ただし、プランや申込経路などによって条件が異なる可能性があるため、契約時の見積もりを確認しましょう。
Q. PayCAS Mobileの決済手数料は何%ですか?
決済ブランドや契約プランによって異なります。
PayPay経由の特別セットプランの一般料率では、Visa/Mastercardが2.80%、JCB・AMEX・Diners Club・Discoverが3.24%などと案内されています。
中小事業者限定プランでは別の優遇条件が適用される場合があります。
Q. 電子マネーは追加料金がかかりますか?
公式サイトでは、電子マネー利用時に1台あたり月額1,020円が別途かかると案内されています。
Q. 振込手数料はかかりますか?
PayCAS Mobileでは売上振込手数料は無料とされています。
Q. PayCAS Mobileは途中で解約できますか?
解約自体は可能ですが、契約プランによって違約金などの条件があります。
中小事業者限定プランでは、出荷日から4年以内の解約について違約金が発生する旨が公式サイトに記載されています。契約前に解約条件を確認しておきましょう。
まとめ|PayCAS Mobile
(ペイキャスモバイル)手数料は「1,980円+決済手数料」で考える
PayCAS Mobileの料金を検討するとき、最も大切なのは月額1,980円という数字だけで判断しないことです。
中小事業者限定プランでは
| 初期費用 | 0円 |
| 月額利用料 | 1,980円〜 |
という料金体系が案内されています。一方で、実際の店舗コストには、
- 決済手数料
- 電子マネー利用料
- 契約条件
- 解約時の違約金
- 適用プランの条件
なども関係します。
特に重要なのが、決済手数料は売上が増えるほど金額として大きくなるということです。
たとえば月間キャッシュレス売上100万円なら、決済手数料2.80%の場合だけでも28,000円。
月額1,980円と合わせると、単純計算で29,980円/月になります。
だからこそ、PayCAS Mobileを導入する前には、月額はいくら?ではなく自分の店では年間いくらかかる?という視点で考えることをおすすめします。
そして、見積もりを取る際には、
ことが重要です。
PayCAS Mobileは、1台でクレジットカード・電子マネー・QR決済に対応でき、プリンターも内蔵しているため、単純な手数料率だけでは比較できない部分もあります。
自店のキャッシュレス売上を当てはめて、1年間・3年間の総コストまで計算してから導入を判断すると、より納得のいく比較ができるでしょう。
