USEN PAY(ユーセンペイ)の手数料は結局いくら?
キャッシュレス決済を導入する店舗オーナーにとって、最も気になるのが決済手数料や月額費用などのコストではないでしょうか。
USEN PAYは、クレジットカード・電子マネー・コード決済などに対応したキャッシュレス決済サービスです。
ただし、導入を検討する際には、単純に「手数料2.99%」だけを見て判断するのはおすすめできません。
なぜなら、実際の店舗負担は、決済ブランド × 月間売上 × 月額費用 × 振込手数料によって変わるからです。
この記事では、USEN PAYの手数料をわかりやすく解説するとともに、「結局、自分のお店では毎月いくらかかるのか?」という視点で詳しく紹介します。
結論|ユーセンペイの手数料は2.99%〜
まず結論からお伝えすると、USEN PAYの決済手数料は、決済方法やブランドによって異なります。主な手数料の目安は以下のとおりです。
| 決済方法 | 決済手数料率 |
|---|---|
| Visa/Mastercard | 2.99% |
| JCB/American Express/Diners/Discoverなど | 3.24% |
| 交通系電子マネー・QUICPay | 3.24% |
| その他の電子マネー | 3.74% |
| 国内コード決済 | 3.24% |
| Alipay+/WeChat Pay | 3.0% |
| 医療機関対象 | 1.9%〜 |
公式サイトでは、Visa/Mastercardの決済手数料率を2.99%、その他の決済ブランドを3.24%〜と案内しています。
ただし、すべての決済が2.99%になるわけではない点には注意が必要です。
ユーセンペイの手数料一覧
USEN PAYの手数料と一言でいっても、実際には複数の費用があります。
導入前に確認したいのは、主に次の4つです。
- 決済手数料
- 月額利用料
- 初期費用
- 振込手数料
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.決済手数料|Visa・Mastercardは2.99%
USEN PAYの代表的な決済手数料は、VisaとMastercardの2.99%です。
例えば、お客様が10,000円をVisaカードで支払った場合を考えてみましょう。
10,000円をカード決済した場合
10,000円 × 2.99%=299円つまり、店舗側には決済手数料として299円が発生します。
売上から手数料を差し引くと、10,000円-299円=9,701円が、決済手数料を考慮した金額です。
2.Visa・Mastercard以外の手数料は?
Visa・Mastercard以外のカードブランドについては、3.24%の手数料率が案内されています。
対象となる主なブランドには、下記となります。
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
10,000円決済の場合
10,000円 × 3.24%=324円2.99%との差は小さく見えるかもしれません。
しかし、毎月のキャッシュレス売上が大きくなると、その差は無視できません。
電子マネーの手数料はいくら?
USEN PAYは、クレジットカードだけではなく電子マネー決済にも対応しています。
公式サイトでは、主な電子マネーの手数料は以下のように案内されています。
| 交通系電子マネー・QUICPay | 3.24% |
| その他の電子マネー | 3.74% |
そのため、電子マネーなら全部同じ手数料と考えるのではなく、お客様がよく使う決済方法を確認することが大切です。
QRコード決済の手数料も確認しよう
最近では、クレジットカードだけでなく、QRコード決済への対応も重要になっています。
USEN PAYではコード決済にも対応しています。主な手数料は、
| 国内コード決済 | 3.24% |
| Alipay+ | 3.0% |
| WeChat Pay | 3.0% |
特に、外国人観光客が多いエリアの店舗では、Alipay+やWeChat Payへの対応がメリットになる可能性があります。
ユーセンペイの月額費用はいくら?
ここが非常に重要なポイントです。
USEN PAYは0円で導入可能と案内されていますが、すべてのケースで毎月完全に0円になるとは限りません。
USEN PAYの公式サイト情報では、月間の決済取扱高によって月額利用料が変わります。
USEN PAYの月額利用料
| 月間決済取扱高 | 月額利用料 |
|---|---|
| 50万円以上 | 0円 |
| 10万円以上〜50万円未満 | 1,980円(税抜) |
| 10万円未満 | 3,980円(税抜) |
なお、納品月を含む一定期間については無料条件が設定されています。詳細な適用条件は公式サイトで確認してください。
【重要】「手数料2.99%」だけで判断してはいけない理由
ここがこの記事で最も重要なポイントです。
USEN PAYの手数料は2.99%〜という情報が多く出てきます。もちろん間違いではありません。
しかし、店舗経営者が本当に知りたいのは、毎月、結局いくら払うの?ということではないでしょうか。そこで、月間決済額別に考えてみます。
月間決済額10万円の場合
仮に、すべてVisa・Mastercardで決済されたとします。
100,000円 × 2.99%=2,990円
さらに、公式料金ページの条件では、月間取扱高が10万円の場合は月額利用料の条件も確認する必要があります。
このため、店舗側が負担する費用は、決済手数料だけではない可能性があります。
月間決済額30万円の場合
30万円のキャッシュレス売上があった場合、300,000円 × 2.99%=8,970円となります。
さらに、月額利用料の条件も考慮する必要があります。
このように、売上規模が中間程度の店舗では、決済手数料+月額費用で考えることが重要です。
月間決済額50万円以上の場合
月間決済取扱高が50万円以上の場合、公式情報ではUSEN PAYの月額利用料が0円となる条件が案内されています。
例えば、月間決済額が50万円で、すべてVisa・Mastercard決済だった場合、500,000円 × 2.99%=14,950円となります。
このケースでは、月額費用の条件を満たすため、決済手数料を中心にコストを考えやすくなります。
ユーセンペイは「決済売上50万円」が1つのチェックポイント
ここが、手数料だけの記事にはない重要なポイントです。
USEN PAYを検討する場合、店舗経営者は、月間のキャッシュレス決済額がどれくらいあるかを確認する必要があります。
特に、USEN PAYでは月額利用料の条件として、月間決済取扱高50万円が1つの目安になります。
キャッシュレス決済が多い店舗
→ 月額利用料0円の条件を満たしやすい
キャッシュレス決済が少ない店舗
→ 月額費用も含めて検討する必要がある
という違いがあります。
ユーセンペイの振込手数料はいくら?
導入前に見落とされやすいのが、振込手数料です。
- みずほ銀行
- ドコモSMTBネット銀行
は振込手数料無料と案内されています。
それ以外の金融機関については、180円(税別)の振込手数料が案内されています。
決済手数料だけで比較すると、安いと思っていても、振込先の金融機関によっては別途コストが発生する場合があります。
入金サイクルも手数料と同じくらい重要
店舗経営では、いくら手数料がかかるかだけではなく、いつ売上が入金されるかだけではなく、も重要です。
USEN PAYでは、決済方法によって入金サイクルが異なります。
- カード決済
- 電子マネー決済
- コード決済
で精算・入金のタイミングが異なります。
また、カードや一部の交通系電子マネーでは翌日入金サービスにも対応がされています。
資金繰りを重視する店舗は、手数料だけでなく、入金スピードも比較ポイントにするとよいでしょう。
USEN PAY ENTRYの手数料は?
USEN PAYには複数のサービスがあります。
そのため、USEN PAYの手数料を調べる際には、どのサービスのことを指しているのかを確認する必要があります。
USEN PAY ENTRYの場合、公式サイトでは決済手数料率3.24%〜と案内されています。
カード決済では、Visa・Mastercardを含めて3.24%の料率が案内されています。電子マネーについては、交通系電子マネー・QUICPayが3.24%、その他の電子マネーが3.74%です。
USEN PAYとUSEN PAY ENTRYの違い
簡単に整理すると、以下のようになります。
| サービス | 主な特徴 | 手数料 |
|---|---|---|
| USEN PAY | 多様な決済に対応 | 2.99%〜 |
| USEN PAY+ | 簡易レジ機能付き | 2.99%〜 |
| USEN PAY ENTRY | シンプルな決済端末 | 3.24%〜 |
| USEN PAY QR | QRコード決済向け | 3.0%〜 |
それぞれ対応する決済方法や料金体系が異なるため、一番手数料が安いサービスだけを選ぶのではなく、自分のお店に必要な機能があるかを確認することが大切です。
ユーセンペイの初期費用は?
USEN PAYは、公式サイトで条件付きで0円から導入可能と案内されています。
- サービスの種類
- 契約条件
- キャンペーン
- 導入するプラン
などによって条件が異なる場合があります。
例えば、USEN PAYシリーズには、USEN PAY、USEN PAY+、USEN PAY ENTRY、USEN PAY QRといった複数のサービスがあります。
料金体系も同じではありません。そのため、USEN PAYは初期費用が必ず0円と考えるのではなく、自分が申し込むサービスの料金を確認することが重要です。
ユーセンペイの手数料は高い?安い?
結論からいうと、店舗の売上規模と利用する決済ブランドによって評価が変わります。
例えば、Visa・Mastercardの決済が多い店舗では、2.99%という料率を活用できます。
- JCBなどのカード決済が多い
- 電子マネーの利用が多い
- 月間キャッシュレス売上が少ない
という店舗では、別の視点からコストを確認する必要があります。
ユーセンペイが向いているお店
USEN PAYを検討しやすいのは、次のような店舗です。
Visa・Mastercardの利用が多い店舗
Visa・Mastercardの決済手数料は2.99%です。
そのため、この2ブランドの利用割合が高い店舗では、手数料のメリットを感じやすいでしょう。
複数の決済方法に対応したい店舗
USEN PAYは、
- クレジットカード
- 電子マネー
- コード決済
などに対応しています。複数の決済端末を設置するのが面倒な店舗にとって、1台でまとめられる点はメリットです。
キャッシュレス売上が多い店舗
月間決済取扱高が多い店舗は、月額利用料の無料条件を満たしやすくなります。
特に、月間50万円以上を1つの目安として考えると、導入後の費用をイメージしやすくなります。
訪日外国人のお客様が多い店舗
Alipay+やWeChat Payの手数料は3.0%と案内されています。
観光地や外国人観光客が多いエリアの店舗では、対応決済ブランドも導入判断のポイントになるでしょう。
逆に、導入前によく確認したい店舗
以下の店舗は、契約前にコストをしっかり計算することをおすすめします。
月間キャッシュレス売上が少ない店舗
月額利用料の条件を確認する必要があります。
特定の電子マネー利用が多い店舗
電子マネーによって手数料率が異なるためです。
JCBなどの利用割合が高い店舗
Visa・Mastercardとそれ以外のカードブランドでは、手数料率が異なります。
【店舗オーナー向け】ユーセンペイの本当のコストを計算する方法
ここからは、導入前にぜひ行ってほしい計算方法を紹介します。次の3つを確認してください。
STEP1|月間キャッシュレス売上を調べる
まず、1カ月あたりのキャッシュレス売上を確認します。例えば、
- 現金売上:70万円
- キャッシュレス売上:30万円
の場合、月間決済取扱高は30万円です。
STEP2|決済ブランドの割合を調べる
次に、
- Visa
- Mastercard
- JCB
- 電子マネー
- QRコード決済
などの利用割合を確認します。これがわかると、実際の平均手数料に近い数字を計算できます。
STEP3|月額費用と振込手数料を加える
最後に、決済手数料+月額利用料+振込手数料を合計します。
これが、店舗にとっての実質的なキャッシュレス決済コストになります。
実効手数料率で考えると比較しやすい
他社サービスと比較するときは、「2.99%」という数字だけを見るのではなく、実効手数料率を考えるのがおすすめです。
計算式は、(決済手数料+月額費用+振込手数料)÷月間キャッシュレス売上です。
- 月間キャッシュレス売上:20万円
- 決済手数料:5,980円
- 月額費用:1,980円
と仮定すると、合計コストは7,960円です。7,960円 ÷ 200,000円=3.98%となります。
つまり、表示上の手数料は2.99%でも、店舗の条件によって実質的な負担率は変わるということです。この「実効手数料率」という考え方は、導入前の比較で非常に重要です。
ユーセンペイ導入前のチェックリスト
最後に、導入前に確認したいポイントをまとめます。
□ Visa・Mastercardの利用割合は高いか
2.99%の料率を活用できる可能性があります。
□ 月間キャッシュレス売上はいくらか
月額利用料の条件に影響します。
□ 月間50万円以上の決済があるか
USEN PAYの月額利用料無料条件の目安になります。
□ JCBや電子マネーの利用割合は?
決済方法によって手数料が変わります。
□ 振込先の銀行はどこか
金融機関によって振込手数料が発生する場合があります。
□ QRコード決済は必要か
店舗の客層によって必要な決済方法が異なります。
□ 翌日入金サービスが必要か
資金繰りを重視する店舗では重要なポイントです。
【重要】キャッシュレス決済端末を新規申込みのお客様限定

USEN PAYを新規で導入するお店の方に限り
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
のカード決済手数料を2.38%〜にてご提供させていただきます。
導入をご検討しているお店の方には必見です。上記の手数料で導入するには条件等がございますので、下記を参考にしてください。
- 「USEN PAY」を新規申し込みのお客様であること
- 上場企業や上場企業のグループ会社、連結子会社、またはフランチャイズ店ではないこと
- 中小企業庁の中小企業者の定義に合致していること(https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html)
- 年間のキャッシュレス決済総額が、税込3,000万円未満であること
※ただし税込3,000万円未満であっても、カード会社から対象外の通知があった場合、通常料率に戻る場合がございます。
適用対象外業種
- 百貨店・デパート・総合スーパー
- 保険代理店・保険事業関連、不動産
- 宿泊施設(ホテル・ペンション・旅館・民宿等)
- 旅行代理店ツアー窓口・チケット販売、バス・タクシー
※適用にはブランド毎に審査がございます。各ブランド毎に適用条件が異なりますので詳しくはお問合せください。
※本プログラムは予告なしに変更または終了する場合がございます。
医療機関の方へ
USEN PAYでは、医療機関ならカード決済手数料率が1.9%~に!
医療法第一条の5に定める病院または診療所、即ち医師又は歯科医師が医業又は歯科医業を行う場所が対象となります。
医療機関 Visa/ Mastercard 対象業種
- 総合病院
- 精神病院・メンタルクリニック
- 各種クリニック・一般診療所
- 歯科診療所・歯科クリニック
医療機関 JCBブランド QUICPay 対象業種
- 精神病院・メンタルクリニック
- 各種クリニック・一般診療
- 歯科診療所・歯科クリニック のみ
- Visa/MastercardとJCBブランド、QUICPayでは対象となる業種が異なります
- 加盟店審査とは別に、各ブランド医療機関対象業種の審査が行われます
まとめ|ユーセンペイの手数料は「2.99%だけ」で判断しない
通常のUSEN PAYの決済手数料は、Visa・Mastercardで2.99%が代表的な料率です。
実際の店舗負担を考える場合は、
- 決済ブランドごとの手数料
- 月額利用料
- 初期費用
- 振込手数料
- 入金サイクル
- 月間キャッシュレス売上
まで確認する必要があります。
特に重要なのは、自分のお店のキャッシュレス売上なら、毎月いくらかかるのという視点です。
手数料率だけを比較するのではなく、実際に毎月発生する総コストを計算することで、USEN PAYが自分の店舗に合っているか判断しやすくなります。
USEN PAYを検討している方は、まず過去数カ月のキャッシュレス売上と決済ブランドの割合を確認してみてください。
2.99%だから安いではなく、自分の店なら実質何%になるのかまで計算することが、後悔しないキャッシュレス決済選びのポイントです。
